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「先輩眠いでしょ?俺、風呂入ってくるから寝てて?」
『...うーーん。ありがとねぇ』
松村くんはそういってお風呂に向かっていった。
もう何でもいい。ベットがふかふかすぎる...
そんなことを感じてるうちに私は深い眠りに落ちた。
「...んぱい!先輩!起きてください!授業終わりましたよ!」
『はっ!!』
『って家??まって、なんかデジャビュ?』
なんだかこないだも同じようなことがあったような....
「先輩、授業中いつも寝てるから、こういったら起きるかなって(笑)」
なるほど....侮るべかれ、松村北斗。
『....なんで松村くんが私の家いるの?』
「Aさん寝ぼけてるの?(笑)ここ俺んち。」
『待って...!!なんで!!!!』
「Aさん大橋さん達に飲まされて潰れちゃったから、連れて帰ってきたんです。で、眠そうだったからベット連れてったんだけどお風呂入りたいかなって。どうする?」
『いやいや、酔ってご迷惑おかけして、人様の家のベッドで寝むり、その上お風呂まで借りるなんて...!!!』
「でも今2時だよ?帰れなくないですか?諦めてお風呂入って寝ません?」
うっ....何も言えない....今日はこのままお言葉に甘えてもいいだろうか...いや、仮に後輩と言えど、お風呂入るってなんか、その後のことを考えてしま...
「先輩何か変なこと考えてるでしょ?スケベ。」
『なっ....!!!!変なことなんか考えてません!』
「顔赤いって(笑)はいはい、早く入ってきて〜!俺、酒臭い人と一緒に寝たくないよ〜」
『えっ!?一緒に寝るの...!?』
「もういいから!はいはい〜」
松村くんに引っ張られてお風呂場に追いやられてしまった。
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作者名:nonono | 作成日時:2020年1月17日 6時