今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:20,485 hit
小|中|大
13 ページ13
一度家に帰って着替えて準備してきたはいいものの、やはり死ぬほど1限は眠かった。
『腕まくらしてたから疲れてるのかな?』
肩を回すとバキバキッと音を立てた。
『.....まだそんなに歳はとってないぞ。』
ふぁ〜
欠伸をしながら次の教室に向かおうとすると
「....やっと見つけた。」
....寝癖をつけたかわいい鬼に捕まってしまった。
『松村くんおはよ。』
「おはようございます。....ってそうじゃなくて!」
『ふふっ』
「何笑ってるの。怒ってるんだけど。」
『いや、ごめん(笑)寝癖いてるよ。かわいい』
寝癖をつけたまま怒ってる彼は、アンバランスでちょっと滑稽なのと、オシャレな彼が、そこまでして私に怒りに来たのかと思うと可愛くて笑ってしまった。
「あぁ、もう...!!部室誰かいるかな?行くよ。」
そういうと彼は私の手を掴み早足で歩き始めた。
彼の耳が恥ずかしそうに赤くなってることは、見なかったフリしてあげよう。
いい先輩だからね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
243人がお気に入り
243人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:nonono | 作成日時:2020年1月17日 6時