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「先輩!また1人で座ってる〜。俺が隣座ってあげますね!しかもまた焼きそばパン食べてるんですか?体壊すからもっと栄養ある物食べたほうがいいですよ?」
でた。この無駄なキラキラオーラ。リップと眉毛しかまともに化粧してきてない自分が恥ずかしくなるからあまり近くに来ないで欲しいし、ナチュラルに横に座るな。周りの女子の目線が痛い。そして何より焼きそばパンは炭水化物×炭水化物という最強のエネルギー食材なんだぞ。
「あっまた百面相してる。なに考えてるか当ててあげましょうか?北斗今日もかっこいいなぁ。でしょ?」
『松村くんうるさい。だよ』
「そんな!俺傷ついちゃうなぁ」
私の嫌味な言葉は彼には届かないのであろうか?
この文学部の...いや、大学のアイドルともいえる
2年生の松村くんに変になつかれてから大分時間が経ったように感じるが、未だにこの飄々とした態度に彼を掴めきれずにいる。
...そして何より彼と話してる時の他の女子の攻撃的な目線になれずにいる。
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作者名:nonono | 作成日時:2020年1月17日 6時