彼女の・・・〜KHside〜 ページ12
ガチャ
ヌナから預かっていた鍵で入る。
ヌナは先に出かけたからここにはAだけ・・・
緊張した手でドアを開ける。
KH『A〜？』
声をかけるけど彼女の姿は見えない。
どこにいるんだろう？
リビングで立ち尽くしていると
ベランダのドアが開いているのが見えた。
KH『ええ！！まさか！』
僕はまさかの発想をしてしまう。
A・・・よからぬことを考えてないよね？
慌ててベランダに出ると・・・
イヤフォンを耳につけて音楽を聞いているA・・・
え・・・
よからぬことはなかったけど・・・
彼女の頬には涙がつたっていた。
声をかけようか迷ったけれど・・・
後ろからそっと近づいて
彼女の片耳のイヤフォンを外しながら
そっと彼女を抱きしめる。
驚いた彼女は・・・
A『キュヒョン・・・ごめん・・・私・・・』
KH『泣きたいときは・・・泣けばいいよ・・・』
僕がそういうと泣き止むことのない彼女の涙はとめどなくあふれてきているようだった。
そっと手元のケータイを覗くと
ピアノの曲を聞いていたA。
思い出のある曲なのかな？
何も言わずに
二人の間には沈黙が流れる・・・
聞こえるのは街のざわめき・・・
だんだん冷静になってきたAは僕から離れようとする。
すかさず
KH『離れたら危ないからこっち』
そういって手を引いて部屋の中にいれた。
後ろから彼女を見ていなかった僕は正面から彼女を見て驚いた。
だって・・・
この服はヌナに僕がデビューした時にヌナに買ってあげた服。
もう持ってないかと思ったけど持っててくれたんだ。
Aをよく見ると
いつもお団子にしている髪はおろしていてゆるく巻かれている。
メイクもしっかりされていて
こんなに変わるもんなんだと思うし・・・
その反面いきなりドキドキが増す。
どうしよう・・・
なんだかすごくドキドキする・・・
しかも泣いてたから余計きれいに見えるのは気のせい？
KH『その服。』
A『え・・・あ、アラさんが大切にしてた服だけど・・・やっぱり似合う人に着てもらいたいって私に着せてくれたの・・・』
KH『うん・・・Aに似合うと思う。』
A『大切な服なのに…』
KH『僕も似合う人が着るべきだと思う。』
やばい・・・この先の言葉が見つからない・・・
A『あの・・・お願いがあるんだけど・・・』
KH『なに？』
彼女の表情は真剣だった。
A『連れて行ってほしい場所があるの・・・』
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凛音(プロフ) - りんさん» あのコンサートのライブビューイングを思い出しながら作ってます。ギュが恋しくなりますね・・・ (2017年9月29日 13時) (
レス) id: f969acc065 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ライブびゅーですね〜私も (2017年9月28日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» 距離が離れてるぶんなかなか話せないのでギュらしくテレビ電話でつなげる作戦です！さて・・・ちゃんと向き合えるのかな？ (2017年9月25日 18時) (レス) id: f969acc065 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん» 楓ちゃんとジョンスさんは同じなんだふふ、キュヒョン、ヒロインちゃんどんなふうに、2人をとり持つのかな！キューピッドカップルになれるかな？(o^^o) (2017年9月25日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» 韓国と日本・・・それぞれに離れますがこの2カップルの行方に注目です！ (2017年9月25日 13時) (レス) id: f969acc065 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/non-m-h-e0128/
作成日時：2017年9月12日 18時
