弐 ページ3
ここは兄の友人の哲也さんが営むブックカフェ
彼とは小学生の頃からの知り合いで、私にとって兄同然の存在である
哲也さんになら、どんなことでも相談できる
高校生の時とかは好きな人のことや進路のことも相談乗ってもらっていたし、最近では登坂さんとのことも相談に乗ってもらっている
「A、今日来るだろうなあって思ってた」
「哲也さん、朝ごはん用意してくれてるだろうなって思ってた」
ちょっと待っててね、そう言ってカウンターに座らせてくれて朝ごはんの用意をしてくれる
「哲也さん、私たち新婚さんみたいだね♡」
「あ、準備中のプレートに戻しておいてよ」
「無視かよ」
哲也さんに小言を言われつつプレートを戻しに外へ出る
外は肌寒くてプレートを戻すとすぐに中に戻る
「ねーごはんまだー」
「ったく、用意してあげてるだけありがたく思え」
哲也さんの言葉を無視して店内を歩き回る
もう数え切れないくらい何度も訪れた場所で見慣れた場所なのだけど、ここに来る度に新しいものが１つずつ増えている
「哲也さーん！今回のこれなに」
「ケンチがこの間来て置いて帰ってたやつ。変な小さい置物でしょー？あ、そーいえば奥に……」
ケンチさんとやらは哲也さんの大学の時の同級生で仕事でよく海外に行く人らしく、その度に変なお土産を買って帰って来るらしい
まだ実際に会ったことないんだよね、ケンチさん
哲也さんも何度か合わせてくれようとしたんだけど中々私の都合が合わなくて結局会えず終い
「会ってみたいなぁー、ケンチさん」
「ねえ、さっきから何一人で喋ってるの？」
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けいちゃん(プロフ) - すみません。言葉の訂正です！制限→せいかな！ (2017年3月13日 14時) (
レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)
けいちゃん(プロフ) - タフケンさんの出番！全てにおいて完璧なのにあまり目立たないのは、個性的な軍団の制限？！素敵なケンチサンお待ちしてました！ (2017年3月13日 14時) (レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこと | 作成日時：2017年3月4日 12時
