検索窓
今日:3 hit、昨日:21 hit、合計:28,137 hit

08 ページ8

:
:





目が覚めて日付を確認するとやっぱり2月10日で。


















私たちは同じように遊園地でデートをした。



















「楽しかったな、遊園地」



















『…っ、』



















ゴーーーって音が聞こえたと同時に私は樹のことを押した。



















昨日とは違う感覚。





















ゴン、!って凄まじい音と共に私はトラックに弾き飛ばされた。



















トラックがぶつかって出た煙の中に見える人影は樹で。
















「Aっ、!A…!」



















私の名前を呼びながら救急車を呼んだり着ていた服で止血したりしてる樹。



















『じゅ、り…、?』



















樹は2回もこの痛みと苦痛を味わったのか。



















「いいから、!喋んねぇでいいからっ、!」



















『…よかっ、…た…』

















力いっぱい、頭を打ったからか上手く笑えてるか分からないけど、樹の目を見て精一杯笑った。



















『っ、デート…楽しか…ねっ、…』



















「楽しかったっ、…また行くだろ、?」















『ふふ…っ、げほっ、、行く…』



















「…っ、だから……死ぬなっ…!」


















『ごめん……ね、』
















消え入るような声で言った私は瞼を閉じた。



















遠くで聞こえる愛する人の声を聞きながら。







―――――――――――――――――


評価、コメントお願いします!!

星9.8以下の場合更新停止。

09→←07



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (139 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
180人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 田中樹 , ジャニーズ   
作品ジャンル:ミステリー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くるるぎ | 作成日時:2021年11月2日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。