【twst】NRCの清掃員兼副監督生

オンボロ寮 ページ7

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『ここ…は……』

クロ「ここでユウくんとその使い魔は住んでいます!」

ところどころ穴の空いた壁。ひび割れた窓ガラス。

『あぁ……こんな…ひどい……学園長、やはり雑用だけでは必要なお金は手に入らない……他になにか仕事があれば紹介してください!!』

クロ「えぇ?!わ、分かりましたからその話は明日にしましょう!!」

『うぅ…』

修理にいくらかかるのよ…
ってかここの通貨はどんなもの…?
物価はどのくらいかしら…

あぁ…考えることに底が見えないわ…
とにかく、ユウくんとその使い魔ちゃんに会わなきゃ…

『学園長。今日はありがとうございました。こんなところまで…では、明日、いつ、どこに行けばよろしいですか?』

クロ「そうですね。では、明日、朝の10時に、学園長室にお越しください。クルーウェル先生に向かわせに行きます」

あなた自身が来るのではないのね…

『分かりました。では、また明日…』

そう言って私は後ろを向き寮の扉を開けた。

ｷﾞｷﾞｯと聞き心地のいいとは思えない音を立てる。

『お、おじゃま…しまぁす…』

中は外見よりかは悪いものではなかった。
いや、これでも充分酷いとは思うけど…

外装が酷すぎた……。

?「おや?こんなところに女の子」

?「迷い込んできたのかな?」

どこからか、男性と思しき声が聞こえる。が、姿が見えない。

『だ、誰かいるの…?ユウくん…?』

?「ユウくんはまだ帰ってないよ…?」

『へ?』

目の前には半透明の幽霊のような者が居た。

『ﾋｭｩｯ……』

目の前が真っ暗になった。

安心したい→←仕事をします。

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