【twst】NRCの清掃員兼副監督生

リーチ兄弟 ページ14

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授業の終わりを合図する予鈴が鳴る。
そうすればここの生徒たちが一斉に教室から出てくる。

『…懐かし……』

この様子。どこの世界も変わらないんだ…
当たり前か、学校だものね

学園長から頂いた、この世界での時計を見る。
この感じだと私のいた世界と変わらないみたい

時計の針は12:30を指していた。

「おーい昼飯行こうぜぇ」

「おーkー」

そう言えば…確か地図に食堂も書いてあったよね…
どれくらい大きいんだろ…

『ちょっと覗いてみようかな…』

?「おや?こんなところで1人。どうしたのです?」

『へ?』

声をかけられた方に顔を向ける。が、目の前にはこの学校の制服があるだけだった。

視線を上に向ける。

『大き……』ﾎﾟｿｯ

?「これはこれは、怖がらせてしまいましたね」

『い、いえ…そんなことは…』

いや、大きい……ヒールもあるおかげで175cmくらいになってたはずなんだけど、私の身長をはるかに超えていた。

?「あぁ〜ジェイドだぁ〜!」

増えたっっ()

?「フロイド、さっきぶりですね!」

?「うん〜、ってかこの小魚ちゃんはだれぇ?」

『あ、えっと…』

?「こらフロイド、ただでさえ僕達は大きくて怖がられるんですよ?もっと優しく」

『わ、私は平気…だけど…』

すると2人は少し目を見開き言った。

?「へぇ、おもしれぇ……みぃんな俺達のこと見ただけで逃げてくのに、小魚ちゃんはそうじゃないんだァ」

『逃げていく?どうして…?』

?「僕達は海のギャングと言われる者ですからね」

『海の…ギャング……え、ウツボ…?』

?「はい^^その通りです」

『???』
どういうこと…?

?「おや、人魚をご存知ない?」

はぁーーーぇえーーー……

『い、え……一応知ってはいるけれど…本物なの…?』

?「えぇ、あぁ。名前を言っていませんでしたね。僕はジェイド・リーチ。こちらは双子のフロイドです」

フロ「やっほー」

『私はA・ウラハラ。好きなように呼んでちょうだい?』

フロ「じゃあグラミーちゃんだァ」

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