鬼神様と崇められた鬼 弐【鬼滅の刃】

第84話 村に報告 ページ49

式を挙げる前にやるべきことがあった


村の者に顔を出さねばならない
もちろん杏寿郎も一緒だ


いろいろ報告せねばならないからな




貴方「ここへ来るのも久しいな」


杏寿郎「そうだな笑
君と初めてあった頃を思い出すよ」


貴方「確か炭治郎とこの村の調査に来たんだったな」





村はもう目の前、特に変わった様子はない

数年留守にしてたからな
皆元気にしてるだろうか




入口の血鬼術を解き、中へ入る




杏寿郎「なんだか緊張するな」


貴方「何故だ？」


杏寿郎「なぜって君を嫁に貰うんだぞ？
村の人達になんと言われるか」


貴方「ふふっ笑」



「あれ？もしかして鬼神様ですか？」





子供をおんぶする女性がこちらに気付いた




貴方「ああ、ただいま笑
見ない間にまた1人家族が増えたみたいだな」


「あ、おかえりなさい！！
みんな！！ちょっときて！
鬼神様が帰ってきたよ！！」


「なんだって！？」


「なんだ？」




村の住人が一気に集まってきた




貴方「こ、これは」


杏寿郎「ははっ！凄いな笑」




予想はしていたが凄いな

一人一人おかえりなさいと
私たちを暖かく迎えてくれた




貴方「ワシの社も綺麗にしてもらってすまんな」


「何をおっしゃいますか！
いつでも貴方様の帰りをお待ちしておりました」


貴方「しばらく留守にしていたが問題無かったか？」


「亡くなった方が2人おりましたが、
それ以外は特に問題ありませんでした」


貴方「そうか……」



「ところでこの方は？」





とうとう来たか





杏寿郎「この度Aを嫁に貰うことになり
その報告をしに来ました」


貴方「……/////」


「え」





、




、




、




「ええええええええええええ！？！？」



貴方「嫁ぐことになった/////」


「嘘！？え！？めでたいではないですか！
みんな！祝言だ！！鬼神様がご結婚されるぞ！！」


「うおおおおおおおお！！」


杏寿郎「凄いな笑」


貴方「いや、結婚式は村のみんなも
呼ぼうと思ってな？
だから今日はその報告と、
もう鬼は居ないことを伝えたくてな」


「それは本当ですか！？」


貴方「ああ、みなもう自由だ笑
好きに生きてくれ」




みな歓喜の声を上げる


今日はもう遅いので村の社で
一夜過ごすことになった

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