第80話 桜 ページ44
無惨を倒してから約5年……
チュンチュン
杏寿郎「む、もう桜の季節か笑」
ヒラヒラの舞い散る桜
杏寿郎「見事な桜だ、彼女にも見せてやりたいな」
Aのいる胡蝶の屋敷へと向かっていると
炭治郎「あ!煉獄さん!笑」
杏寿郎「竈門少年!それに竃門少女!」
禰豆子「こんにちは煉獄さん笑」
炭治郎「俺たちAさんの見舞いに来たんです!
煉獄さんもですよね?
ご一緒してもよろしいですか?笑」
杏寿郎「構わないぞ笑」
3人は思い出を語り合いながら
屋敷へと向かった
禰豆子「アオイさんたちも元気にしてるかな?」
炭治郎「伊之助もいるし、
かなり賑わってるんじゃないかな?笑」
杏寿郎「うむ!」
屋敷の入口に着くと
善逸「あ!禰豆子ちゃああんん♡
炭治郎〜(*´ω`*)」
おーいと手を振りながら
走ってくる善逸
杏寿郎「我妻少年は相変わらずだな!」
善逸「あ!煉獄さんこんにちは!」
一気に賑やかになった病室に向かうと
アオイ、伊之助、カナヲ、不死川兄弟姿
炭治郎「ぜ、全員集合してる(((」
宇髄「よお!煉獄!元気にしてたか?」
杏寿郎「君まで来ていたのか」
宇髄「俺も久々に顔を出そうと思ったら
こんな状態よ!笑えるぜw」
杏寿郎「Aの様子はもう見たのか?」
宇髄「いいや、これからだ」
なんだか今日は特別なことが
起こるのではないかと思わせる程
みんなが集まっていた
他愛もない会話をしながら
病室の扉に手をかける
ガラッ
サラァ……
桜の花びらとともに揺れる長い髪
音に気づきゆっくりと振り返るそれは
とても美しく
貴方「……杏寿郎」
杏寿郎「ぁ……」
今まで我慢してきた物が一気に溢れ
気が付けばAを思いっきり抱きしめていた
杏寿郎「おかえりA」
貴方「ただいまっ…杏寿郎」
2人は涙を流す
扉の方から炭治郎たちが歓喜を上げた
貴方「皆もきていたのか」
炭治郎「Aさん!おかえりなさい!泣」
禰豆子「うわああ!Aさんよかった!泣」
貴方「うわっ!?泣く泣くな汗」
杏寿郎や宇髄たちは笑いながら
Aは泣きながら抱きついてくる皆に
押しつぶされていた
屋敷内はもう涙と喜びで
その日は宴会が行われた
貴方「みな随分待たせたようだな…」
杏寿郎「ああ、あれから5年は経つ」
貴方「5年も眠っていたのか…
目を覚ました時、皆成長して驚いたよ笑」
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牙(プロフ) - 雪さん» お待たせしました!鬼神様のイラスト出来上がったのでどうぞ! (2020年1月8日 2時) (レス) id: aea81487e4 (このIDを非表示/違反報告)
牙(プロフ) - リオさん» 頑張ります!!皆さんに読んでいただいて嬉しいです!! (2020年1月5日 21時) (レス) id: aea81487e4 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - あーー!好きです!続き楽しみにしてます!頑張ってください! (2020年1月5日 19時) (レス) id: 3aa9a68800 (このIDを非表示/違反報告)
牙(プロフ) - 雪さん» シリーズ1の設定で描いてありますよ! 夢主のイラスト待っててくださいね!ただいま作成中なので笑 更新も頑張りますので応援ありがとうございます!! (2019年12月28日 20時) (レス) id: aea81487e4 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続きを楽しみにしてます(*^w^*)、できれば鬼神様の絵を出してください。鬼神様の男性の絵を見たら物凄く最高でしたので。 (2019年12月28日 20時) (レス) id: 736aad74b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:牙 | 作成日時:2019年12月15日 2時