鬼神様と崇められた鬼 弐【鬼滅の刃】

第75話 太陽と死 ページ39

煉獄/冨岡/炭治郎「うおおおおおお！！！！！」



等身が赤く燃え上がる



無惨「このっ！！離せええ！！
死に損ないどもめ！！」



抵抗する無惨



その時だった




キラッ



ジュウウウ！！！



無惨「ううっがあああああぁぁぁ！！！？？」


「！！」



建物の隙間から太陽の光が漏れ、
無惨の体を焼いていく



貴方「皆！建物を壊せ！！
太陽の元に無惨を照らすんだ！！」




他の隊士や隠たちは建物を徐々に壊していく



貴方「もう少しだ！！頑張れ！！」





あと少し！

みんな耐えてくれ！！




無惨「アアアッ！！……お、オギャア！！」


炭治郎「なっ！？」




無惨は自分を守るように
肉の壁を作り、赤子のような姿になった



炭治郎(不味い！！汗)



炭治郎は冨岡と煉獄を突き飛ばし、
無惨の中へ取り込まれていく



煉獄「竈門少年！！！」


冨岡「炭治郎！！！っ」



冨岡と煉獄を背に炭治郎の元へ走るA



貴方「炭治郎！！！焦」


煉獄「まて！A！！」


貴方「ワシなら大丈夫だ！！
それより炭治郎が！！汗」



炭治郎を無惨から引き離そうとする



炭治郎「駄目だ！Aさん！！
俺から離れて！！」


貴方「そんなこと出来ぬ！！」


無惨「ぎゃああああ！！オギャアアア！！」


炭治郎/貴方「！？」



体内に一気に吸い込まれる2人



貴方「くそっ！！汗」


煉獄「A！！手を！！」



煉獄は直ぐにAに手を伸ばすが、
Aはもう既に体のほとんどが
吸収されかけていた



貴方「くっ！……きょ、杏寿郎っ」





もう少しっ

あと少っ……



指先がフレかける




無惨「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！！」


煉獄「ぐあっ！！」



無惨が暴れだし、煉獄は投げ飛ばされた



煉獄「くっ……くそ！
Aっ…A！！！！！涙」


もうAの姿は見えなくなり、
炭治郎とAは無惨に取り込まれてしまった




無惨は再び暴れ出す、
そして太陽から逃げるようと
四つん這いに進行していく






ー




暗い……真っ暗だ……



ここはどこだ？



ワシは……






誰か……





杏寿郎、どこ？








ー


無惨side





何故だ



何故私を狙う？



私はただ生きたかった



生まれた頃から私はいつも死にかけた


母であるお腹の中でも1度死に
火葬されかけた時、私は初めて産声を上げた


まだ生きていると必死で叫ぶように


成長していく中私は何度も
死の恐怖を経験した

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