鬼神様と崇められた鬼 弐【鬼滅の刃】

第73話 転がる胴体 ページ37

貴方(炭治郎は何とか出来たが……



この状況はまずいな)





柱達は必死で無惨に攻撃を仕掛ける




煉獄「はああああ！！！」


甘露寺「やああああああ！！！」


無惨「邪魔だああ！！！

死に損ないが！！」




無惨の攻撃をくらい甘露寺が投げ飛ばされる



甘露寺「きゃっ！！」


煉獄「甘露寺！！汗」



ギュッと目を瞑る甘露寺



どおおおあおあんんん！！


そのまま壁に激突



甘露寺「うっ……あれ？」


伊黒「大丈夫か？甘露寺……っ」


甘露寺「伊黒さん！？」




伊黒が甘露寺を庇った
ゆっくりと起き上がる伊黒




甘露寺「ごめんなさい！伊黒さんっ！私！！


伊黒「甘露寺、今は戦闘中だ
あまり時間が無い、それに俺は大丈夫だ」


甘露寺「！！っはい！！」



戦闘に戻る2人



貴方(朝はまだか！！
このままではみなの体力が持たない！！)




「夜明けまであと1時間！！！」



貴方「！！皆もちこたえろ！！
夜明けはもうすぐだ！！」



全員「おう！/ はい！/ うむ！」





戦いが進むにつれ、柱たちもボロボロ
だが、正気はまだある！！




ーー



あれからどれくらいたった？




夜明けまであとどれくらいだ？



愈史郎という鬼の血鬼術を利用し、
伊之助、善逸、カナヲ達が参戦


これなら行ける！！！


そこで無惨の体にも異変が起き
勝機が見えたと思った……




気がつけば、ワシは……









体がバラバラになっていた







カナヲ「そ、そんな……早すぎる…っ」



パラッ


愈史郎の目隠しの血鬼術が敗れた



周りには柱たちが倒れ、
腕や足が切断された者もいた


地面に崩れたカナヲに近づく無惨



貴方「か、カナヲ！！逃げろ！！」



まずい！！早く！早く再生してくれ！！



無惨「死ね」


貴方「よせせせえええええええ！！！！」




ザシュッ！！！



貴方「！？」


カナヲ「……あ……炭治郎っ」


無惨「……」




そこにはカナヲを抱き抱えた
炭治郎が立っていた



無惨「醜いな、まるでどちらが鬼か分からないな」


貴方「た、炭治郎……」


炭治郎「すみません、Aさん遅くなりました

無惨、終わりにしよう……」



炭治郎と無残はお互いを見つめ合う



そこからは炭治郎のヒノカミ神楽で
無惨に攻撃をあたえる



煉獄「くっ……Aっ……」


貴方「しっかりしろ！杏寿郎！！」


煉獄「どうなったっ？……みな大丈夫なのか？」


貴方「まだ死んでない……だがっ」


煉獄「そうか…竈門少年は？」

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