検索窓
今日:34 hit、昨日:14 hit、合計:397,388 hit

34日目 ページ34

楓side

「はい、あがり〜。また私の勝ちね。」

「おま…なんか仕組んでるだろ!?」

「仕組むなんてことする訳ないじゃない。そもそも、カード混ぜたのAだし。」

『あはは…』

私たち3人はもう一度Aの部屋に集まりトランプをし始めた。

トランプを始めたのはいいけど…。

「坊ちゃん流石に弱すぎじゃないかしら〜???」

私たちがトランプをし始めてから早数十分。

もう何度も同じゲームで競っていると言うのに、坊ちゃんはまだ1度も勝てていない。

「トランプなんてしたこと無かったんだからしょうがねぇだろ…」

噂に聞いていたとおり、五条家の教育は厳しいようだった。

一応名家の出である私やAでさえ遊んだことあるのに…トランプを知らないところを見るあたり、そういう娯楽は一切触れられずにここまで来たんだと、そう思った。

「しょうがないわね…じゃあ、そんな坊ちゃんに初心者でも楽しめるゲームを教えてあげる。」

「特別よ?」なんて、ウィンクしながら言おうものなら横にいたAから冷めた目線が飛んできたのでとりあえず枕を投げつけておいた。

『なんで…!?』

ーーーーー

楓が【五条の坊ちゃん】から【坊ちゃん】呼びに変えたのは”五条家の者”ではなく、一人の人間として、五条悟を見始めたから…という裏設定的なものを置いておきます。

35日目→←33日目



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (184 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
589人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:楓さん x他1人 | 作成日時:2021年3月2日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。