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29日目 ページ29

「お、お前らなにしてんだよ…!!」

3人しかいない部屋に悟の叫び声が響き渡る。

「ちょ…夜遅いんだから静かにしなさいよ」

『あはは…』

ーーーーー

数分前

なんとか悟を説得し、向かいの部屋に泊めることになったのはいいんだけど…。

コンコン

お風呂上がりの着替え中に突然ドアを叩く音が響いた。

『わっびっくりした…』

悟があとから来るとの事だったので、悟が来たのだと思い、上裸のままドアを開けてしまった。

『悟〜?早かったね、中入っていい…よ…?』

「あら…えっち」

『それどちらかと言うと俺のセリフだし…えぇ?』

ドアを開けたらいたのは悟ではなく、まさかの楓だった…。

『ごめん、すぐ着替え取ってくるから、待っててもらってもいい?』

「別に私はこのままでもいいけど…?」

なんて言いながら俺の腹筋辺りを触ってくる。

『ちょっと…流石にそれは駄目でしょ』

そんな楓のちょっとした悪ふざけの最中に来たのが悟。

こんな状況を見て、勘違いしないはずもなく…。

「A〜。来たぞ〜…って…」

『あっ』
「あら…」

「お、お前ら何してんだよ!!!」

そして冒頭に戻る

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作者名:楓さん x他1人 | 作成日時:2021年3月2日 16時

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