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3日目 ページ3

七瀬side

5歳の頃、父に連れられやってきたのは僕と同じ歳である【ゴジョウサトル】くんがいるらしいお家だった。

ゴジョウ家は御三家と言われるだけあって大きく、廊下も入り組んでいたため、家の中だと言うのに父とはぐれてしまった…。

『父様、どこに行ったんだろう…』
『勝手に行動するなって言われてるのに…』

はぐれたからっと言って勝手に動き回るのはあれだし、だからっと言ってこの場に留まるのも…。

迷った結果、滅多に来れない【ゴジョウ家】と言うこともあり、好奇心に負け、近くを探索することにした。

1人で探索し始めて五分くらい経った時だろうか、横にあった襖が突然開き、中にいたであろう人が声をかけてきた。

「…お前、誰?」

『…え?』

これが、俺と悟の出会いだった。

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作者名:楓さん x他1人 | 作成日時:2021年3月2日 16時

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