。流星の絆。2 (ページ48)

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功一「…今話してた通りだし…俺らはお前の…本当の兄貴じゃない。
お前は母さんの連れ子で…俺らは…父ちゃんの連れ子だ」

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛと…シーの瞳から涙がこぼれる。

静奈「うそ」

子供のように…そう否定するシー。

功一「嘘じゃねぇよ。お前の本当の親父は矢崎ってひとで、その奥さんは昨日俺んところに来た。
お前に会いたいって。勿論会う必要はねぇし……戸籍の上では…お前は俺の妹だ」

静奈「っ…なんで黙ってたの?…っなんで今更!…ねぇ、なんでっ!?
もっと早くいってほしかったよっ!!!じゃなきゃ黙っててほしかったっ…!」

功一「それについては謝る…ごめん。
こんな形で…」

静奈「…また先に…」

功一「何…?」

静奈「かわいそうな顔してる、」

強がるようにそういったシー。

功一「…してるよ」

静奈「っ…、」

泰輔「シー…」

「、しず」

泰輔の声に振り向いたAは心配した様子でしずを追いかけて行った。

功一「あいつ…」

"えっと…勉強、教えて?"

あの時にはもう…知ってたって感じか…

泰輔「…最悪だよ」

功一「あぁ……最悪だよ…」