。流星の絆。2 (ページ27)

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「えぇ!?」

功一「?なんだよ」

「おにぃ、とがみ亭のハヤシライス食べに行ったの!?」

功一「あぁ。あ、Aも行きたかったの?」

「行きたいに決まってるよ!!しずも言ってたでしょ?雑誌のグルメ特集とかで出てるって。
だから一回は食べてみたいんだよね～」

功一「えーでも普通だったぞ?いや、確かに美味かったけど父ちゃんの方が…」

「、…それとこれとは別なの!」

功一「まぁまぁ。ハヤシライスが食いたいんだったらいつでも食わせてやるよ。
ってか毎日食うことになると思うけどな」

「え～…」

アリアケのハヤシライスの味。

それを…きっとおにぃは再現するつもりなんだろう。

「もう、おにぃいつまで部屋にいるの!」

功一「いつまでって…俺の部屋…」

「着替えるから出て行って!」

そばにあったクッションを投げながら言うと、おにぃは慌てた様子で部屋から出ていく。

ｼｭﾙっとネクタイを外してボタンも1つ外し…はぁっと息をついた。

「お父さんのハヤシライス…」

私も…その味覚えてるのかな…