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泰輔「そういえば、シー、A!!こいつ誰だかわかる?」
『シーちゃん、Aちゃん久しぶり…』
静奈「…チーちゃん?」
『うん!』
「え!うそ!なんで!」
泰にぃ達が連れてきたのは…施設の時にできた友達のチーちゃんだった。
施設に入ったばっかりの頃は…私たち4人とも皆沈んでいた。
そんな時…一番に話しかけてくれたのはチーちゃんだった。
それに加え、私としずとチーちゃんはルームメイトでもあり…一番仲が良かった子かも。
譲二「あのちえみがなぁ…今じゃナンバー1キャバ嬢だもんなぁ…」
静奈「そうなんだ」
泰輔「ってかあんたの店だろ!」
譲二「そうだけど…俺の店で俺よりモテてるんじゃねぇよ」
「譲二さん、その妬み可哀想」
ちえみ「…あ、中2以来だよね?」
功一「そっか…途中で出たんだもんね?」
ちえみ「はい!お母さんと一緒に暮らせるようになったので東京の中学に転校したんです」
「そうなんだ」
ちえみ「うん。Aちゃんは…」
1人未成年。
そんな私が東京にいることに不思議に思ったのかチーちゃんは見た。
「あ、私も中学生になるときに泰にぃと一緒に東京に来たの」
ちえみ「そうなんだ」
「うん」
功一「はい」
ちえみ「私お酒は…」
功一「あ、そう?」
泰輔「っで、今日来てもらったのには訳があって…譲二さん」
「…譲二さん?」
机に頭をくっつけてる譲二さんは眠そうな顔をあげた。
功一「所さん?」
そしてバタリと後ろに倒れて眠ってしまった。
この人…さっき私の睡眠邪魔したくせに…!
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作者名：ぽかぽか笑顔
| 作成日時：2017年12月11日 22時
