甲斐くんの彼女。2 (ページ34)

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柊「はい、行ってらっしゃーい」

先生がドアのロックを外したので、皆でシャワー室に向かう。

諏訪「..何言ってんの」

シャワー室の数が限られてるため先に入らせてもらった唯月と涼音と愛華を待ってる時、凄い目で見られた。

須永「お、甲斐ならもう少しで出てくんぞ」

廊下に立ってる私達を見て、シャワー室を指さす須永。

諏訪「甲斐なんか待ってないし」

石倉「中尾ももう少しで出てくるけど水越は?」

「涼音は今入ったばっかりだからもう少し時間かかるな」

諏訪「で、話戻すけど」

「うん。さぁ、お願いします!っていた！」

諏訪「だから何でってんの！」

ため息をつかれた。

叩かれた頭を摩ると、興味津々な石倉。

「あんたは関係ないからさっさと戻れば?」

石倉「冷たお前!!」

諏訪「で、何でなの？」

「いや..ほら、5日もお風呂入ってなかったら..」

諏訪「須永が言ったこときにしてんの?」

須永「は、俺?」

諏訪「あんたでしょ。
皆臭いなんて言ったの」

須永「..悪いな、諏園」

「そんな気まずそうな視線送んないでよ」

諏訪「..シャンプーの匂いしかしないよ」

「..ほんと?」

諏訪「なに。ブッキー?」

「そりゃあ好きな人には..」

諏訪「だってよ」

須永「..くせぇよお前」

「殺すぞ」

須永「え、おかしくね?」

石倉「バーカ笑笑」