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「..唯月がどれだけ努力してたとか..どれだけモデルになりたかったのか、私達は知ってるよ」



友達だから。


親友だから。



「そんな唯月を..笑うような人達だっけ?」



私、涼音、愛華を見ると、弱々しく首を横に振った。



「戻ってみてもいいんだよ。
私達は待ってるし..一緒に頑張るから」





先走りすぎなんだよ、馬鹿。




そう言って唯月を抱きしめると、肩が唯月の涙で濡れた。



唯月「あんただけには言われたくないしッ..」




泣いてても、唯月様は健在なんですね。






少し決心したような唯月が、私から離れて何かを床に叩きつけるように投げた。




それは唯月が大事にしてたネックレスだった。





諏訪「喜志からは何も聞かされてないけど..気になって開けてみたらこれが入って、多分..重要な何かだと思う」



出てきたUSBを拾い上げる先生。





柊「お前の思い..受け取ったからな」





唯月はその言葉にまた涙を零した。





逢沢「これは..?」



柊「フェイク動画の顧客リストだ。
この中に、景山を、陥れようとした人物がいる」





何かを見つけた先生がその場を離れた。




茅野「ちょっと待って..これ見て!!」



入れ替わりに画面を覗き込んだ茅野が声を上げた。




「..嘘でしょ..」




柊「これで少しは気持ちが変わってくれたかな?
まぁ勿論、そのリストだけじゃ証拠にならないし、だ背後には大きな力が働いてるかもしれない。
でも、だからこそ、ここで退く訳には行かないんだ。
景山の死を無駄にしない為にも..
もう二度と、景山のような犠牲者を出さない為にも、俺に..協力してくれないか?」




瀬尾「..さっき先生が言ってたの..迷って、もがいて、駄目だった時。
傷つくどころか手遅れになるんじゃないかって。
"犯罪者"のレッテルを貼られて、普通の道を歩けなくなるんじゃないかって..」



柊「そんなことにはさせない!!
全ての責任は俺が持つ」



兵頭「口ではなんとでも言えるよな」



柊「だったら..これから証明してやる。」

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ikumina4(プロフ) - mori48360616さん» ああありがとうございます!! (2019年4月4日 0時) (レス) id: 9fb0864149 (このIDを非表示/違反報告)
mori48360616(プロフ) - 石川くんじゃなくて石倉くんですよ!いつも読ませて頂いてます! (2019年4月3日 2時) (レス) id: 907c0ca260 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとタメでごめんね (2019年3月19日 20時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽかぽか笑顔 | 作成日時:2019年3月17日 23時

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