検索窓
今日:10 hit、昨日:4 hit、合計:3,307 hit

インクが13滴 ページ19

・・・暗くなってきちゃった。デートももう終わっちゃうのか・・・。

なんだか寂しいな。

あれ?そういえば私、ジンにあまり好きって言っていないような気がする。

だけど実際意識していうのは照れちゃうな・・・そうだ。

「ねえジン・・・」

「ん?なんや?」

「月が・・・綺麗ですね。」

「・・・傾く前に出会えてよかったな。」

・・・まさか知っていたとは・・・

「俺が知らないとでも思っとったか?流石にこれくらいは知っとるで!ミツキは本当に

可愛いな!大好きやで!」

「・・・私も大好き!」

「だけど暗くなってきたから次で最後やな・・・何に乗りたい?」

「観覧車!」

「お、俺の言おうと思ってたこと一緒や。」

「やっぱり最後は観覧車で〆なきゃね。」

「せやな。乗るか。」

「うん!」

幸いにもイカは少なく、すぐに乗る事ができた。

そして観覧車が動き出す。

・・・凄い、ドキドキするな。

いつものニコニコした顔とは違って少し緊張したような、それでいて真剣な顔。

遊園地の街とは違う灯りに照らされて映る整った顔立ち。凄く、綺麗だ。

「ミツキ、どうかしたん?顔に何かついとった?」

「違う違う!いつものジンとはなんだか違うけど・・・かっこ良いな・・・って・・・。」

観覧車が、丁度天辺に着いた瞬間だった。

・・・その瞬間、私とジンの唇は触れ合っていた。目を閉じる暇がなく、私の視界には

顔を真っ赤にしたジンが映っていた。

その後は、私も目を閉じた。

インクが14滴→←インクが12滴



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:スプラトゥーン , 白ガール , 頑張って恋愛にする。   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

スピカ(プロフ) - 翠遥奈雪さん» ま!?ひっさしぶりぃいいい!今からボードで話せる!? (2021年4月17日 17時) (レス) id: 93116009cd (このIDを非表示/違反報告)
翠遥奈雪(プロフ) - スピカさん» うわぁぁぁぁ!久しぶり!名前変わってログインしたけど氷翠だよ!あとパスワードの紙を無くしたからリメイク版を書き始めました! (2021年4月17日 17時) (レス) id: 77689f4c1d (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - 垢が変わってから初だな、見に来るの。かーみー (2021年4月6日 20時) (レス) id: 1402d36947 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - スピカさん» ieie!gannbaxtutekudasai! (2019年10月14日 13時) (レス) id: 3797fcfa5c (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - Arigatougozaimasu (2019年10月6日 16時) (レス) id: 0c972c5b75 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:氷翠 | 作成日時:2019年8月5日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。