10話 うんうん。覚えてるよ ページ10
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sha「しっっっまぁぁぁぁぁ！起きとっかｯーーー？」
ut「ちょ、あかんってシャオちゃん！！Aねーちゃんおんねんからｯ！！」
突如、部屋の扉が音を立てて開いた
kn「ンガｯ…ｯうっさいねんｯ!!お前らァｯ!!!」
『ｯ!?!?(ｯびっっっくりした誰ｯ!?えｯ?なんで名前知ってるんｯ?…
……ｯておわぁぁｯ)』
反射的に後ずさりしてしまい、足が痺れていて見事にベッドから落ちてしまった
派手に音を鳴らして横の棚にぶつかる、頭打った。いたい。
布団諸共落ちた為、醜態を見られずには済んだがさすがにこの状況は恥ずかしいぞ
kn「ｯ!?ねーちゃん大丈夫かｯ?!」
上から超心配してはる声がする
『ｯあ、ご、ごめんなさいｯ(全然痛くないっすｯ!!そんな焦ってもらわなくても大丈夫っすｯ!!!)』
kn「ｯ…」
彼が居た方とは反対側に落ちたのに、すぐにこちらまで来てくれた
布団を被さってるため彼の顔が見えない、すいませんすいませんすいませんなんつー醜態をお見せしてしまったんだ私は
kn「ｯ謝らんといて、大丈夫やから、責めへんから…」
泣きそうな震えた声だった
申し訳ない、もあるけど
どこか懐かしい気がした
そんな声をされたら動けなくなってしまう
自分で取るより先に、彼は被さった布団をどけてくれた
暗闇から一転、先ほどのやさしい陽射しが眩しくて一瞬目を瞑ってしまう
.
kn「ｯねーちゃん、俺のことわかる？」
もう一度目を開けたらやけに綺麗な空色の瞳と目が合った
あぁそうだ私、あの緑フードの人のインカムからこの声を確かに聞いたんだ
親が喧嘩中に私が帰ったら、いつも泣きそうな、震えた声で私のことを呼んだんだ。
ねーちゃんねーちゃんって何度も聞いた声
大事な大事な、
『シッ…マ、大きくなったね…？』
弟の声だ。
(忘れるはずもない大切な家族の声)
(対人恐怖症。やはり弟には適応されないみたいだ)
ラッキーカラー
あずきいろ
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れい - 続編が公開されていますが、こちらでコメントします。イラストが凄すぎたので！占ツクで見た絵の中で、最高です！小説も絵も上手とか神ですわ() (2022年5月22日 9時) (
レス) @page31 id: c6bb2f889c (このIDを非表示/違反報告)
にた - 更新ありがとうございます！！！今回もすごく面白かったです！！！本当にありがとうございます！！！！！ (2022年1月16日 11時) (レス) @page42 id: 1488c03ef9 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - やったー！！！更新されてるぅぅ！！ありがとうございます！待ってました！ (2022年1月15日 19時) (レス) @page42 id: 01548bf821 (このIDを非表示/違反報告)
Moshita(プロフ) - 何回も読むぐらいこの作品が大好きです！いつか続きが出る日までいくらでも読み返します！ (2021年9月15日 12時) (レス) id: 3e1a8a6779 (このIDを非表示/違反報告)
空猫 - 全部の作品読んでます！！もう大好きです！またいつか続きを出してくれると嬉しいです！ (2021年7月1日 18時) (レス) id: 0925ca16ed (このIDを非表示/違反報告)
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