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憧れ2 ページ11

side 咲


高校生の時の私は東海オンエアのてつやくんの大ファンで今思うとリアコだった。
だから、てつやくんのペアウォッチ騒動の時は本当に辛かった。しかも相手がキャバ嬢って聞いて、キャバ嬢に偏見があった私は地獄に突き落とされた気分だった。


でも、てつやくん好みになりたいと思って、大っ嫌いだった玲奈さんのインスタを見たりし始めた。彼女のメイクや話し方を必死に真似していくうちに、なぜか玲奈さんの魅力に惹かれて大ファンになっていた。youtubeもやってないし、インライくらいしか交流の場はなかったけどコメントを欠かさずしていた。


てつやくんのこともずっと好きで、まんぷく家に友達と行った日も偶然でも会えないかなーとか笑いながら話していた。


まさか来るわけがないと思っていたから、お店のドアが開いた時、好きすぎて幻覚を見ていると思った。



咲「玲奈さんとてつやくん、、、」



お店もざわついていて、2人のオーラにみんな圧倒されていたと思う。友達は横で悲鳴をあげかけてたけど私は声すら出せなかった。


他のファンの子達が2人に話しかける中、私はただ見てることしかできなかった。


そんな時、たまたま振り向いた玲奈さんと目があって必死に想いを伝えた。
本当に儚げで美しくて話し方とかも全てが可愛くて、でも嫌味な感じはなくてこんな風になりたいと思った。


成人したら、cherishに行きます。


と伝えたけど、玲奈さんは引退してしまって、気づけば私は大学生になっていた。



そんな時、玲奈さんがオーナーをやるお店が開店すると聞いて、働きたいと思った。


面接はオーナーがすると聞いた時は卒倒しそうだったし、お店に入って他の女の子を見て私が受かるわけないとも思った。



だけど、玲奈さんは私のことを覚えていてくれて、それだけでも死ぬほど嬉しかったのに



玲奈「咲ちゃん、かわいいし面白いからこのお店で働いて欲しいな。源氏名はどうする?」



玲奈さんに微笑みかけられた時、ここで私は死ぬんだと思った。





この後、私がno.1をとるのはまた別のお話。

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作者名:はるか | 作成日時:2020年12月19日 10時

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