兄 は ストイック王子 .

引越し (？) ページ48

…


陸「A〜ただいまぁ、」




夜遅く、お兄ちゃんが私の家に来た




『おかえr、、、どんだけ飲んだの？！』




顔を真っ赤にして壁にもたれ掛かりながらあるくお兄ちゃん



そんなお兄ちゃんを支えながらリビングまで行く



いや、お兄ちゃん重すぎ


筋肉の塊じゃん



お兄ちゃんをソファーに座らせて水を飲ませる





すると





「A〜〜俺さぁ、ここに住んでいい〜？」





『は？！』





『いや、え？どういうこと？！』





「俺ら寮卒業すんだよね〜だからAの家に住もうかな〜〜って」





一応お兄ちゃんも寝泊まりできるようにって広めの部屋選んだから大丈夫だけど、




本気？！酔っ払い恐ろしい、、、




『別にいいけど、、熱愛とかで週刊誌に撮られても知らないよ？』





「だいじょーぶだってぇ」





ダメだなこれ





『お兄ちゃん、お酒くらいからシャワーだけしてきて』




「えぇ、はぁ〜〜い」





何とかお酒臭いお兄ちゃんをシャワーさせる





本気で言ってるのかあの人は、、？！




いいや、明日朝起きてから聞き直そ






もう夜も遅いのでお兄ちゃんがシャワー終わる前に先に寝ることにした






・





『、、んんっ、』





朝目が覚めると





『んん！！お兄ちゃん！どいて！！』




背中からがっちりホールドされてました。





「んん〜〜、」




なんとかお兄ちゃんの腕を振りほどく




『…お兄ちゃん今日仕事は？』





「10時から〜」




『じゃあ大丈夫だね』




「あ、今度ね、静岡行くの」




『へー、富士山の写真とお土産待ってる』





「まかせろ」




『…ってかさ！！！』




「うわ、なんだよ急に」




『昨日言ってた寮卒業して私の家来るって本気？』





「うん、、、、ダメ？」





『いや、別にいいけど』





「じゃあ決定！！また今度荷物もってくるね〜」




ほんとに来るのかぁ、、お兄ちゃんすぐ部屋汚しそう←





でも、これで少しは寂しくなくなりそうです





後日




「A！荷物もってきた！」




『、、え、多くね？！？！』





思ったよりもお兄ちゃんの荷物が多くて部屋に収まるのかと心配になったのはまた別の話






「これで断捨離したんだよ？？？」





『恐ろしいわ、』








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