▼ 呪術高専に愛され狙いが出現した【呪術廻戦】

こんにちは ページ28

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美月さんはパンダ班に入れられた。

彼女はやはり棘くんと一緒が良かったらしいが、彼が懐から取り出したメモ帳に綺麗な字で「間に合ってます」と書いた。



敬語から察した。彼は本気。





「ウチも良いわ。恵だけで足りる」

「うーん、正直俺も野薔薇だけで充分なんだけど」



美月さんがスゴイ売れ残りみたいじゃん。

流石にそれは酷い。



でも私も「いる」とは言えん。
そもそも彼女が私を嫌ってるし。

一方的に敵意を剥き出しにされて、聖人君子でも無いため彼女を好きとは言えない。







てな訳で、話し合いに話し合いを重ねた結果、パンダが折れたというわけだ。


ガチジャンケンしようとした時には流石にそれは……と思ったけど、彼女はずっっっと虎杖くんにべっっっったりしてたので大丈夫でした。



ジャンケンで良かったかもしれない。





「んじゃ、行きますか」



何故か虎杖くんが仕切っている。
すぐマキに殴られたけど。











ガチぼっちなんですけど。



呪霊狩りやるぞと意気込み駆け出した結果。
誰よりも速く駆け出したせいで一人きりである。

愚直すぎて自分を愛した。





「わー着信音が鳴り止まない。もしもし？」



『馬鹿かお前、そのまま敵陣突っ込んで自爆しろ』

『なんか急に見えなくなったじゃん。ロケット積んでた？』

『お〜か〜か〜』



「ホントごめん」





誰よりも純粋に楽しんでたんだと思う。







『んでさぁ、ちょっと気になんのが



美月もいなくなったんだよな』



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