▼ 呪術高専に愛され狙いが出現した【呪術廻戦】

猿も木から落ちるしね ページ21

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そしてその数日後。
ぽんぽん日が飛んで、ちょこちょこ入ってた任務を滞りなく遂行していた、その後のこと。







「お前って怪我するんだな」

「皮膚鋼鉄で出来てなかったっけ」

「しゃけ」



「鋼鉄で出来てないです」





脆い皮膚と血肉で構成されてます。


現在私が負った傷。
両腕骨折、諸々打撲、捻挫、擦過傷などなど。



アッサリしてるけど割と重症である。

さっき硝子先生に治してもらったけど、ある理由から全回復とはいかなかった。



「敷地内に忍び込んでた子供庇って毒受けて倒壊した建物の下敷きになって、その状態で一級含む呪霊共から猛攻受けたにも関わらず力任せに全部薙ぎ払って生還したお前って本当に人間？」


「人間です」



紛う事なき人間です。



呪霊から毒受けたけどさっきトイレ行ったら流れていったのが見えた。



「悟(バカ)も規格外だけどお前も大概だよな」

「逆にお前ってどうやったら死ぬの？」



「ボンド一気飲みとかしたら多分……」



「もうちょい現実味ある例え出せや」

「しかもなんで言い切らないの？」



多分マジで飲食系かもしれん。
いやでも毒受けて尚普通に食えてるし大丈夫か？


あの時のあの状況。バ怪力に火事場の馬鹿力がプラスされちゃったから、上手いこと無双したんだと思う。



「偶々ついさっき会った五条先生にも同じ事聞かれたけど、あの人に言われたくないよね。五条先生は色んな意味で孫○空が限界かもって言ってたけど私は多分ゴジ○だわ」


「異次元レベルの会話してんなよ」



というか君ら、怪我人周りで寛ぎすぎじゃない？



棘くんさっきから全然話さないなって思ってたらヘッドフォンつけて音楽聴きながら本読んでた。自室でやれ。



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