サイダー１滴分【ブルーロック】

彼シャツ【氷織羊】 ページ6

▪️男主くんが彼シャツをする話。
▪️氷織くん年下 高１(攻) 男主年上 高２ (受)設定です！
▪️🔞までとは行かない表現が含まれます。



心臓が高鳴る。
今の俺は彼のシャボン玉のような匂いに全身が包まれている。

バレたら別れる何て言われたら＿＿＿という葛藤が今も続いているが欲には逆らえない。
彼_氷織羊の制服のシャツを見つけてしまい、いけないと思いながらもドキドキ感がクセになってんな...と自分でも思う。傍に羊くんがいる感覚。

なぜこうなってしまったのか、数時間前までさかのぼろうではないですか。
＿＿＿＿＿
＿＿＿
＿＿

『お、お邪魔シマス......』
「えへへ、ようこそ！Aさん！」

まだ付き合って数ヶ月しかたっていない彼の家へお邪魔することになった。親御さんたちは今日明日と出張らしい。

羊くんの匂いがする.........俺、今日からここに住みます......好き...

去年、入学式のときに女だと思って一目惚れしてしまったのがこの俺。男だとしって頭が真っ白になったのは言うまでもないだろう。

しかし俺は男でも女でもこの子が好きという気持ちが抑えきれず、好きでもないサッカー部のマネージャー(サッカーをやったことがない)をやったり、登下校のとき、時間をあわせたりなどいろいろな努力の成果なのか、告白に成功したのである。

あの時の羊くん、すごくかわいかったな...なんて思っていると手をとられる。なんだろう。

「Aさん、今日はずっと一緒におれますね。」

『ぅゎ...うちの恋人イケメンでかわいい...』
「矛盾しかあらへんな。」

クスクス笑う羊くん。惚れた弱味なのかこの笑顔には絶対に目をそらすことができない、逆らえない。
まあ逆らおうともしないのだが。

▪️→←▪️

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す