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何事もなく、とまではいきませんが無事今日も一日が終わってなによりです。
ふぅ、とソファに腰を掛ける。今日一日の疲れが吸収されるみたい。
『今日は一段と疲れた、...だれだろ』
コンコン、とドアがいたと思ったらガチャと勝手に入ってきやがった青い薔薇をみて今度はマジで蹴りました、がさらっと避けられてしまいました。
「うお、と危ないな。」
『勝手にはいってきた人が悪いでしょう?』
笑顔を向けているつもりだがきっとその顔は引きっている。
はぁ、とため息をこぼしまた愛しのソファへと戻る。
僕より背の高い人を力ずくで追い出そうとしてもフィジカルで負けますからね。最近知りました。
『用がすんだらさっさと帰ってくださいね。』
......?コイツは何してるんだ?何故僕の膝の上に頭をのせてるんですか??
ムカついてきたのでこめかみあたりをぐっ、と押す。
「クッソい゙だいな?!!何するんだよ急に!!」
『こちらが聞きたいのですが。』
「あーもしかして俺の顔のよさに嫉妬したのー?憐れだな。」
『ええ、そうですね。』
「は?」
顔のよさにムカついたのは事実だ。さっきの行動はアナタの行動にムカついただけですけど。
まじまじと顔をみる。
「な、なんだよ...」
黙っていればただのイケメンなのに勿体ない。
首のタトゥーに触れてみる、綺麗だと思った。
だが少し何かがあれば直ぐに枯れてしまいそうな、そんな花。
忘れていたがこいつが何故僕の膝に頭を乗せているのかを聞かなければ。
『カイザーさん、なんで僕が強制的に膝枕してるんですか。』
「えーいや、そういう気分だからな。」
『ふーん。』
なんとなくだがコイツも人に甘やかされたい気分なのかもしれない。ネスさんに言えばいいのに。
甘やかされたい気分ならこちらは甘やかしたい気分だと、そう思い込ませてマネージャーにしたように頭をそっと撫でる。
『頑張ってて偉いですね。...僕が止めたボール、あれカイザーさん足くじいてましたよね。本気じゃないならだれでも止めれます。』
「...知っていたのよ。」
『そりゃ、GKは眼が大切ですからね。』
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わわわ(プロフ) - jやよさん» わーい!!jやよさん、いつもありがとうございます!!!!他人に応援されるのはやっぱ嬉しいですね...へへへ...頑張って更新していこうと思います〜!! (2023年2月9日 21時) (レス) id: 3d85c557d8 (このIDを非表示/違反報告)
jやよ - 続編おめでとうございます!これからも応援させていただきます!無理しない程度で頑張ってください! (2023年2月9日 5時) (レス) id: 7c8c23da7c (このIDを非表示/違反報告)
餅太郎0409(プロフ) - わわわさん» わ〜!!ありがとうございます!楽しみにしてますね! (2023年2月6日 23時) (レス) id: 2ec7772a57 (このIDを非表示/違反報告)
わわわ(プロフ) - 餅太郎0409さん» リクエストありがとうございます!!!なんかえっっ、な作品が書けそうなのでR18のほうにて投稿させていただいてもいいですか...?へたれ世一、かわいいですね...(確信) (2023年2月6日 22時) (レス) id: 3d85c557d8 (このIDを非表示/違反報告)
わわわ(プロフ) - jやよさん» いえいえー!こちらこそいつも助かっております!!千切くんは懐いたあいてにはどろどろに糖度高めの愛を注ぎそうだなって^^尊いと言っていただけて嬉しいです!モチベがめちゃくちゃ上がりました。大好きです。 (2023年2月6日 22時) (レス) id: 3d85c557d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モヨモヨ | 作成日時:2023年2月1日 1時