交渉タイム ページ8
｢ようやく終了ね。それじゃあ結果をご覧なさい！｣
発表された結果、
1位デク、2位轟くん、3位かっちゃん、4位私...の順番で上位はなっていた。
まぁ、最初にしては上出来か。
｢予選通過は上位42名！！残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい！まだ見せ場は用意されてるわ！
そして次からいよいよ本選よ！！ここからは取材陣も白熱してくるよ！気張りなさい！！
さーて第二種目よ！！私はもう知ってるけど...何かしら！？言ってるそばから、コレよ！！｣
そして画面に表示されたもの。それは、
｢騎馬戦、か...｣
｢個人競技じゃないけれど、どうやるのかしら｣
｢参加者は2〜4人のチームを自由に組んで騎馬を作ってもらうわ！｣
つまり話をまとめると、ほとんど普通の騎馬戦とルールは変わらないが、違うのは、さっきの結果に伴って各自にポイントが振り当てられるらしい。組み合わせによって騎馬のPが左右されるということだ。
｢そして与えられる
えっ...コレってデク、ヤバイんじゃ...
｢上位の奴ほど狙われちゃう____下克上サバイバルよ！！！｣
......いや、1000万は無いわ。
｢上を行く者には更なる受難を。雄英に在籍する以上、何度でも聞かされるよ。
これぞPlus Ultra！予選通過1位の緑谷出久くん！！持ちP1000万！！｣
トップの座。この重みは相当なものだ。おそらくデクも理解しているんだろう。
うん。デクには悪いけど、1位にならなくてほんと良かった。
色々考えているうちに、どうやらミッドナイトの説明は終わっていたようだ。
チーム決めの交渉タイムがスタートした。すると、
｢Aちゃん！一緒に組も！！｣
｢万能頼む！！俺と組んでくれ！｣
｢いや！ここは俺との方が絶対いいって！｣
｢万能ーー！！｣
いやいや...人多すぎ。
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作者名：夢桜 | 作成日時：2019年3月20日 20時
