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教室内 ４ ページ13
「おい。」
二人は振り返り、声を発した本人である棗を見た。
「お前ら、一週間以内でこのクラスに馴染めなかったら正式入学できないんだってな。…ま、このままだと確実に入学は無理だな。」
「ー…ごめん。お姉ちゃん。」
「大丈夫や。何も気にしてへん。ー…なあ、それ言うってことは何か挽回のチャンスあんねやろ？」
「そこから見える北の森通って高等部の校庭に足跡残してきたら、素直にお前らの実力を認めてアリスとてし受け入れてやる。」
蜜柑の言葉に答える棗。
「そんな、ムチャだよ。あの森はアリスの子だって立ち入り禁止されてる…。」
「別にムリにとは言ってねー。イヤなら大人しくここから出ていけばいい。」
「そんな…。」
委員長が止めようとするも、無理だったようだ。
「やんのか？」
勿論、蜜柑とAの答えは決まっている。
「…やる。」
「ー…。」
コクリ。
「決まりだな。楽しいゲームの始まりだ。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ラッキーカラー
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作者名：そよ | 作成日時：2023年8月23日 1時
