３５ 海人side ページ35
明るい日の光で目が覚めた。完全にお昼過ぎてる…！
床に寝転がって寝てる廉を起こす。
海「れ〜ん、お昼だよー。」
廉「あぁ〜完全に寝とったわ。」
海「ソファ借りちゃってごめん。ぐっすり寝ちゃった。」
廉「んーーそやなー全身痛いわー！
じゃあ、どっかご飯でも食べに行く？お前、起きたらどっか連れてけ言うてたやん。」
海「あ、覚えてたんだ。あんなただのワガママ。申し訳ない…気にしなくていいよ。」
廉「なんでや、ほんとなら遠くに出かける予定やったんやしさ。どっか行きたいとこないん？あ、デートやないってちゃんとわかってるから。」
海「…そんな事まで…。じゃあ、廉と洋服見に行きたい！」
遅めのランチで美味しいハンバーグの店に行って、廉はたらふく白ご飯を食べてた。
廉「なぁ海人、今朝の事やけど、俺は恋愛対象にならへんって正式に振られたって事でええんよな？」
ケロっとした顔で廉が言う。
海「ん？うん、そういうことに…なるのかな。」
廉「他に好きなヤツおらんのに、可能性縮める必要ないやろ？て事で、俺の中では聞いてないことになったから。そのつもりでよろしく。」
え、あんなに悩んで出した答えなのに…！
廉はこれからの関係を思って、明るく接してくれてるのかも。視野が広くて敏感に空気読んでくれるから、いつも助けてもらってるし。
廉「最終的に俺を好きになればええんやし、今諦めるのは違うやん？海人は俺を聖人かなんかと勘違いしとるようやから、もっと俺の事知ってもらわんとな。」
海「すごく、前向きだね…。」
それからいつも通りヤイヤイ騒ぎながら、洋服を見に行って帰宅した。
結局前と何にも変わってない！
どう考えても昨晩は修羅場で、今朝は自分の気持ちをはっきり言ったつもりだったのに、流された。
廉は本当にどんな俺でも受け入れるつもりなんだ…。
俺が誰かを好きになる時まで…？それっていつなんだろ。
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Calckakkii2(プロフ) - この話好きすぎてこれでもう3回読み返します…よろしければまたしょうかいのお話読みたいです！ (2020年5月18日 21時) (
レス) id: f8a4e793a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - やっぱり何度読んでも面白いです！続編、新作などのこさんの描くもの何でも読みたいです！ (2020年5月11日 7時) (レス) id: 60d775cbe8 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - Annさん» ありがとうございますー！小悪魔かい私も大好きです！長くなっちゃいましたが、また思い出して読んでください笑！ (2019年7月14日 22時) (レス) id: e9d59d8006 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - ゆんさん» 私の妄想楽しんでいただけたようで光栄です！廉担さんには申し訳ないです…！パロディでよければ他の作品も是非読んでみてください(^ ^) (2019年7月14日 22時) (レス) id: e9d59d8006 (このIDを非表示/違反報告)
Ann(プロフ) - のこちゃんお疲れ様でした〜〜素敵な作品を作ってくれてホントにありがとうございます〜小悪魔なかいちゃん大好きです！！多分この作品をもう一度読みます。ホントに大好きです！！ (2019年7月3日 12時) (レス) id: 7b21c62c80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のこ | 作成日時：2019年5月16日 15時
