２９ 廉side ページ29
海人に電話しようか悩む。
今までは海人が寂しい時に俺に電話をかけてくる事がほとんどやったけど、最近は俺からもかけるようにしてる。
出なかった時、病むんやけどな。
よし、声聞きたいし電話しよ。
しばらく呼び出し音が鳴る。
海「はい、海人です。」
廉「俺、廉やけど。今電話ええ？」
海「うん。なに廉、寂しかったの？まだまだお子ちゃまだねー！」
廉「うるさいわ、海人の…声聞きたくてな。」
うわ、俺キザな事言うてる、はずい！
海「……なにそれ照れるーー！」
廉「からかうなよ！真面目に言うたんに！」
海「うん…わかってる。ありがと。」
それから今日あった事など他愛もない会話が続く。
あぁ、海人に会いたいな。
廉「なぁ海人、次のオフいつ？二人でどっか行かへん？」
海「行きたい！朝から動いて遠くまでいこーよ！」
二人で予定を確認すると、割とすぐに予定が合うことがわかったのでその日に決め、前日は海人の家に泊まる事になった。
廉「お前んち行ったことないけど、部屋の中大丈夫なんか？」
海「ん？散らかってるよ！廉が来るまでに掃除しとく！」
なんか不安やけど、海人の家に行ける事に内心テンションが上がった。
そこからまたグダグタと話す。
廉「なぁ海人、聞いてる？」
海「うん…そうなんだ…うん…」
こいつ、もう寝そうなんかいつもより舌足らずでフニャフニャしてる。
適当な相槌しかしてこん。
廉「かーいと。」
海「うん…そっか…」
廉「海人、好きやで？ほんまに大好き。俺のこと早く好きになってや。」
海「うん…うん……」
それから海人の寝息しか聞こえんなった。
俺はその寝息をしばらく聞いてから、電話を切った。
その後なんだかにやけてしまって、すぐには寝られへんかった。
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Calckakkii2(プロフ) - この話好きすぎてこれでもう3回読み返します…よろしければまたしょうかいのお話読みたいです！ (2020年5月18日 21時) (
レス) id: f8a4e793a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - やっぱり何度読んでも面白いです！続編、新作などのこさんの描くもの何でも読みたいです！ (2020年5月11日 7時) (レス) id: 60d775cbe8 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - Annさん» ありがとうございますー！小悪魔かい私も大好きです！長くなっちゃいましたが、また思い出して読んでください笑！ (2019年7月14日 22時) (レス) id: e9d59d8006 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - ゆんさん» 私の妄想楽しんでいただけたようで光栄です！廉担さんには申し訳ないです…！パロディでよければ他の作品も是非読んでみてください(^ ^) (2019年7月14日 22時) (レス) id: e9d59d8006 (このIDを非表示/違反報告)
Ann(プロフ) - のこちゃんお疲れ様でした〜〜素敵な作品を作ってくれてホントにありがとうございます〜小悪魔なかいちゃん大好きです！！多分この作品をもう一度読みます。ホントに大好きです！！ (2019年7月3日 12時) (レス) id: 7b21c62c80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のこ | 作成日時：2019年5月16日 15時
