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JUN side
きっと、想像してた通りなんだろうな。
ヌナに隠れて上手く笑えていないマネヒョンを見て思う。
まったく。
ヌナもマネヒョンも大バカだ。
後でそれを知った方が、ヒョン達は傷つくのに。
今が良くても、そんな嘘はいつか絶対バレる。
それでも、ヌナ達がその解答を最善だと思ったなら、
それをわざわざ暴く必要もない。
でも事情を知らないままなのは嫌だから、
後でこっそりマネヒョンを問いつめる事にしよう。
その後、すぐにヌナは帰ってしまって。
心配だからとマネヒョンが事務所まで送って行った。
僕たちもしばらくは、
マネヒョンと一緒じゃないと外出出来ない事になった。
そんな生活続けていたら、
息が詰まるのは当たり前のことで。
1週間でウジが限界を迎えた。
「なんで俺らがこんな思いしなきゃなんねぇんだよ！」
運動から帰って来たかと思えば、
そう言ってソファに荒々しく沈んだウジに、
僕たちも何も言えない。
それは皆思ってた事だからだ。
夢に見たデビュー。
思い描いていた生活はあまり上手く行かなくて。
これが芸能人の常識なのかと、
戸惑う事ばかりだった。
過去の出来事を探られ、
24時間監視するかのようにサセンの目が着いて回る。
言動一つ、選ぶもの一つとってもそうだ。
すぐに不仲だの熱愛だの、
嘘、偽りの記事が飛び交う。
正直疲れていた。
だから思わず言ってしまった。
皆いるって分かってたのに。
言ったらヒョンが責められるって分かってたのに。
「ねぇ、マネヒョン。
本当は何か別の理由があるんでしょ？」
マネヒョンは心底驚いた顔で。
他の皆は不思議そうな顔。
ヌナのカムバックが始まってすぐ。
僕があの日想像していた事が確信に変わった。
ヌナの衣装は僕らが心配する位、
短いものが多かったのに、
今回のカムバでは一回も短い衣装を着ていない。
それどころか私服も丈が長いものばかりだ。
ドラマの衣装も急に丈の長いものが多くなった。
足を庇うような仕草も見たことがある。
そうして考えついたのは最悪の答え。
「あの日の血痕。
ヌナのものなんじゃないの？」
僕の言葉に、その場の空気が一気に凍った。
マネヒョンは黙ったままだ。
「嘘ついたって、いつかはバレるよ。
後で気付いた所で僕たちには後悔と罪悪感しか残らない。
今知ってもすでに遅いけど、知らないよりはましだよ。
ヒョン。答えて。
あの日、ヌナは僕らのサセンに傷つけられたんでしょ？」
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Rui*(プロフ) - ゆゆさん» 大好きありがとうございます！私も早く甘々書きたいので頑張ります！！！ (2020年9月16日 20時) (
レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - Miyuさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！ソラブー良いですよねぇ…これからも絡ませて行きたいと思います笑頑張ります！ (2020年9月16日 20時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 本当にお話大好きで、早く甘々になるのが楽しみです(*^^*)作者様のペースで更新頑張ってください、応援してます♪ (2020年9月16日 16時) (レス) id: 13fb36f954 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - このお話大好きです！特にソラブーが大好きなので、たくさん絡ませてくれる作者さん大好きです！更新大変でしょうが頑張ってください！ (2020年9月15日 23時) (レス) id: 1c9dc44574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui* | 作成日時：2020年9月13日 18時
