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MINGYU side
4月にカムバックを控えてその準備で忙しくしている最近。
レコーディングの息抜きにスングァンと、
近場のお気に入りのカフェに行こうと事務所を出た。
今日は珍しいくらい人がいないななんて話しながら、
歩いていたら、急にスングァンが小さく悲鳴を上げた。
「なんだよ。びっくりした」
「あれ。あれ見て」
驚いて文句を言ったのに、
そんな事どうでも良いみたいに道路を指差し、
スングァンは言う。
「あれ、血じゃない？」
「は？」
ありえないだろと指差す方向を見たら、
そこには確かに血が広がっている。
事故でもあったのかと思ったけど、
事故にしては血が少ない。
「何があったんだろ」
恐る恐るその場に近づいて言うスングァンに、
怖いんだったら見なきゃ良いのになんて思う。
でも気になるのは自分も同じで。
スングァンの隣に並んでその場を少し眺める。
少しの間そうしていたら急に後ろから声がかかる。
「ミンギュ君とスングァン君・・・だよね？」
やばい、ペンにばれたかもと焦りながら、
イメージの為にも笑顔で振り向けば、
そこにいたのはAヌナのメイクさん。
名前は確か・・・
「Cielヌナ！どうしたの？」
そうCielヌナ。
ヌナの元へ駆けて行くスングァンの後を追いながら、
ヌナの顔色が悪い事に気付く。
「ヌナ、どうしたんですか？顔色悪いですよ？」
スングァンも同じ事を思ったらしい、
そう言ってヌナの顔を覗き込む。
何でもないよとヌナは笑うが、
その笑顔すら上手く作れていない。
何かあったのは明らかだけど、
本人が話さない限りこれ以上詮索しない方が良い。
とりあえず一緒にカフェでも行きませんか？と誘って、
ヌナと一緒にカフェに向かう。
注文を終わらせ、別で頼んだテイクアウトの品を待つ間、
窓際の椅子に座りヌナにカムバの髪型の相談に乗ってもらう。
そうしていたらあっという間に注文は揃って、
それを受け取り店を出る。
そこで気付いた。
「ヌナ、走れますか？」
「え？」
ヌナにこっそりそう言って、
スングァンに合図を送り、
事務所までの道を全力で走る。
ヌナを置いては行けないから、
その手を引っ張って、
何とか事務所まで戻って来た。
中に入れば、
休憩中だったらしいヒョン達が皆こっちを見た。
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Rui*(プロフ) - ゆゆさん» 大好きありがとうございます！私も早く甘々書きたいので頑張ります！！！ (2020年9月16日 20時) (
レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - Miyuさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！ソラブー良いですよねぇ…これからも絡ませて行きたいと思います笑頑張ります！ (2020年9月16日 20時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 本当にお話大好きで、早く甘々になるのが楽しみです(*^^*)作者様のペースで更新頑張ってください、応援してます♪ (2020年9月16日 16時) (レス) id: 13fb36f954 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - このお話大好きです！特にソラブーが大好きなので、たくさん絡ませてくれる作者さん大好きです！更新大変でしょうが頑張ってください！ (2020年9月15日 23時) (レス) id: 1c9dc44574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui* | 作成日時：2020年9月13日 18時
