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意外と近くにいたらしいCielオンニが飛んで来てくれて、
オンニの車で病院へ。
手当も終わり、車に乗り込めば、
オンニは車を動かさず、真剣な顔でこっちを向いた。
「何があったの」
ここまでくれば黙っていられる訳もなく。
カフェの女の子達の話を打ち明ける。
「何でソアに言わなかったの」
怒っている口調のオンニに少しの恐怖を感じながら、
言い訳じみた答えを返す。
「オンニに言ったらまた心配するでしょ？
またオンニの家に、なんて事になったら、
自由がなくなっちゃう。
1人の時間がなくなるのが何より嫌なの」
言えなかった事を言えば、
オンニは黙ってしまった。
「・・・電話するなって言ったから、
ソアには伝えてない。
けど、まさかその足でカムバするつもり？」
そう言うオンニの目をしっかり見つめ返して、
強く頷いた。
カムバ前日に、ペンに襲われたなんて理由で、
中止にはしたくない。
衣装はオンニが担当しているから、
隠れるものを準備してもらえば良い。
幸い生活にも支障はない。
今回の振り付けはそこまで激しくないから、
普段の生活で大人しくしていればきっと大丈夫だ。
「お願いオンニ。誰にも言わないで」
そう頼み込んだ私に、
渋い顔をしていたオンニはため息をついた。
絶対に無理をしない事を条件に、
カムバを許してもらい、事務所へ戻る。
ペンの子達はオンニが調査してくれる事になった。
作業室に戻って来て、椅子に腰掛けた時、
もう一つの悩みの種であった赤い封筒に気付いた。
またか、と手に取ると、いつもとは少し違う重みがあって。
カッターでも入っているのかと身構えながら封を開ける。
しかし痛みは来ず。
そこに入っていたのは、折り紙で作った女の子だった。
首は胴体と離れていたけど。
手紙の内容は殺害予告で。
いよいよこの手紙が怖くなって来た。
どれだけ鍵をかけても中に入っていると言う事は、
犯人はSMEのスタッフだ。
それも私の周りにいるスタッフ。
犯人に心当たりなんかなくて、
脚の事もあって正直メンタルはぼろぼろだ。
それでも自分の選んだ職業は、
常に笑顔でいる事が要求されるイメージが重要な仕事。
泣き言を吐いていても仕方ない。
こんな時に頼れる相手も私はいない。
そんな時何故かあの綺麗すぎて憎らしい顔が脳裏に浮かぶ。
少しだけ、ほんの少し。
会いたい。なんて。
しんどすぎてどうかしたのかもしれない。
痛む太ももを押さえて、ソファに沈んだ。
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Rui*(プロフ) - ゆゆさん» 大好きありがとうございます！私も早く甘々書きたいので頑張ります！！！ (2020年9月16日 20時) (
レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - Miyuさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！ソラブー良いですよねぇ…これからも絡ませて行きたいと思います笑頑張ります！ (2020年9月16日 20時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 本当にお話大好きで、早く甘々になるのが楽しみです(*^^*)作者様のペースで更新頑張ってください、応援してます♪ (2020年9月16日 16時) (レス) id: 13fb36f954 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - このお話大好きです！特にソラブーが大好きなので、たくさん絡ませてくれる作者さん大好きです！更新大変でしょうが頑張ってください！ (2020年9月15日 23時) (レス) id: 1c9dc44574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui* | 作成日時：2020年9月13日 18時
