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「出来たよ」
いつの間に寝ていたのか、
そう言って肩を叩かれ、目を開ける。
鏡の中に映る自分に、驚いた。
「別人みたい」
私の感想にクスクス笑うオンニは、
このままちょっと待っててと裏に行った。
胸下辺りまであった髪は、
顎の辺りまで短くなり、
色も青味がかった黒に染められている。
だいぶかっこ良く仕上げられた髪に、
嬉しくなって思わずセルカタイム。
そんな事してたら戻って来たオンニに見られて、
嬉しい？と笑われた。
「気に入ってくれたなら良かった」
そう言うオンニに大満足だよ！と抱きつけば、
オンニは良かったとまた優しく笑った。
まだ作業があるからと、
急いでお会計を済ませ、
オンニにお礼を伝えて美容室を出る。
軽くなった髪が3月の冷たい風に煽られ揺れる。
相談に乗ってもらったからか、
気分も良い。
少し寄り道して帰ろうと、
引っ越して来た日にオンニと行ったカフェに向かう。
丁度人の少ない時間だったのか、
店内は空いていた。
注文を済ませ、窓際の席に座って、外を眺める。
届いた紅茶を飲みながら、
忙しそうに電話をしてる人、
子供と一緒に散歩してる人、
色んな人を見ていたら、
覚えのある視線に気付いた。
鋭く睨んでいるのはあの日のお客さんだ。
同い年くらいだろうか？
机の上にはカメラが置いてあって、
それで理解した。
きっとあの子はSEVENTEENのファンなんだ。
何となくこのままじゃ行けない気がして、
急いで店を出た。
事務所まで距離はそんなにないけど、
一応タクシーに乗り込んだ。
なんとなく振り返ったら彼女は店の前まで出て来ていて、
私の乗ったタクシーを睨みつけていた。
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Rui*(プロフ) - ゆゆさん» 大好きありがとうございます！私も早く甘々書きたいので頑張ります！！！ (2020年9月16日 20時) (
レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - Miyuさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！ソラブー良いですよねぇ…これからも絡ませて行きたいと思います笑頑張ります！ (2020年9月16日 20時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 本当にお話大好きで、早く甘々になるのが楽しみです(*^^*)作者様のペースで更新頑張ってください、応援してます♪ (2020年9月16日 16時) (レス) id: 13fb36f954 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - このお話大好きです！特にソラブーが大好きなので、たくさん絡ませてくれる作者さん大好きです！更新大変でしょうが頑張ってください！ (2020年9月15日 23時) (レス) id: 1c9dc44574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui* | 作成日時：2020年9月13日 18時
