準備 ページ37
引っ越しから1週間。
カムバック準備で忙しく、
外に出る事も少なかった為、
可愛い弟はおろか、
最近オンニ以外の人に会っていない気もする。
作業も大詰めになってきて、
カムバックの為の見た目の準備もしなくてはいけなくて、
数日ぶりに事務所の外に出た。
次の曲の雰囲気に合わせ、
髪の毛を切り、色も変えることになった。
いつものように美容室にはCielオンニが待っていて、
2人で細かい事を決めて行く。
「ショートにして暗い色よね・・・」
先に伝えていたイメージを呟きながら、
オンニが私の髪を触る。
前回のカムバから色を抜いたままだったから、
暗い色は久々だ。
「よし、じゃぁこうしよう！」
オンニの中でイメージが固まったのか、
そう言ってオンニは完成系をざっとイラストにしてくれた。
それが凄く可愛くて、その髪型でお願いすることにした。
まずはシャンプーを、と移動する。
シャンプーをしながらオンニがそう言えばと切り出した。
「最近何かあったの？」
唐突な質問に戸惑っていると、
オンニはくすくす笑う。
「最近ぼーっとしてるし、
カムバ曲も今までと雰囲気違うじゃない？
何かあったのかなーと思ってさ」
そう言ったオンニに、
確かにと思う。
いつもはかわいい女の子らしい雰囲気の曲が多いけど、
今回は路線を少し変えてかっこいい曲になった。
自分は誰にも振り回されない、
自由に生きる、そんな曲。
特に意識していた訳ではないけど、
あの事件が影響したのかもしれない。
でもそんな事言ったらオンニ達はまた心配するから、
それは言わないことにした。
話を変えようと何か話題はないかと考えて、
こないだの胸の痛みを思い出した。
「ねぇ、オンニ。
時々胸が痛くなるのって何かの病気かな？」
「痛いってどんな風に？」
オンニは真剣に言う。
そりゃそうだ、胸の病気だったら大変だもの。
「なんかこうきゅぅって締め付けられるみたいな・・・
ずきずき痛む訳じゃないの」
私の言葉にオンニの手が止まる。
何か変な事言ったかな？
それとも本当に病気なのかな？
「オンニ？」
不安になって声をかければ、オンニの手が動き出した。
「ごめんごめん。大丈夫。
髪の毛流すよ」
シャワーの音を聞きながら、
聞かない方が良かったのかな？と不安になっていると、
オンニが口を開いた。
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Rui*(プロフ) - ゆゆさん» 大好きありがとうございます！私も早く甘々書きたいので頑張ります！！！ (2020年9月16日 20時) (
レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - Miyuさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！ソラブー良いですよねぇ…これからも絡ませて行きたいと思います笑頑張ります！ (2020年9月16日 20時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 本当にお話大好きで、早く甘々になるのが楽しみです(*^^*)作者様のペースで更新頑張ってください、応援してます♪ (2020年9月16日 16時) (レス) id: 13fb36f954 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - このお話大好きです！特にソラブーが大好きなので、たくさん絡ませてくれる作者さん大好きです！更新大変でしょうが頑張ってください！ (2020年9月15日 23時) (レス) id: 1c9dc44574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui* | 作成日時：2020年9月13日 18時
