世界観の違い ページ32
今日は自分のコンサートの日。
リハーサルも終えて、今は楽屋でまったり中。
家以外の場所では気を抜かないように気をつけているけど、
今はオンニ達しか楽屋にいないしいいだろうと、
ソファに寝転がってイヤホン着けて映画鑑賞中。
某魔法学校の映画が大好きな私は、
自分の好きなキャラが出てくる度、独り言が凄いらしく、
オンニに煩いと怒られた。
騒いでるつもりはないんだけど、ま、しょうがないよね。
出来るだけ喋らないよう気をつけていたのに、
またオンニに肩を叩かれる。
煩くなかったはずなのに！と文句を言おうと思ったのに、
振り向いた先には可愛い弟達がいて。
「え、どしたの！？」
慌てて立ち上がった私に、いつもの3人が真っ先に近づいて来た。
「ヌナを見に来たの！」
可愛い事言うぶーちゃんはそう言って満面の笑み。
「びっくりした？」
首を傾げるバノニは恐ろしく可愛くて。
チャニは会えて嬉しいなんて言うから、
キャパオーバーで死にそうだ。
なんて可愛い弟達なんだと3人まとめて抱きしめて、
いいこいいこと頭を撫でていたら、
他の子達もやって来た。
一気に賑やかになった楽屋。
そこでふと思う。
いつもならこの辺りでかかる離れろの声がない。
「あれ？悪魔は？いないの？」
気になって聞けば、ニヤニヤしだしたり渋い顔をしたり、
12人それぞれが表情を変える。
「ハニは今日来れないんだ。
来て欲しかった？」
ニコニコと優しげに笑っているのに、
どこか意地悪な感じでジョシュア君は言う。
「気になるんだ」
と言うスンチョル君は少しだけ驚いているみたいだ。
「あいつ以外揃ってるんだからそりゃ気になるでしょ」
思っている事を素直に言っただけなのに、
同い年の2人は顔を見合わせ意味深に笑う。
何なんだこの2人。
気になるもんは気になるでしょうと少しいらついている私に、
可愛い弟がそっと抱きついて来て言う。
「ヌナは僕らのヌナなんだから」
拗ねたような顔でそんな事言うチャニは、
まったく罪作りな子だ。
あまりの可愛さに悪魔の事なんて心底どうでも良くなって、
まだ笑っている2人は無視して、
かわいいかわいい弟達に向き直った。
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Rui*(プロフ) - ゆゆさん» 大好きありがとうございます！私も早く甘々書きたいので頑張ります！！！ (2020年9月16日 20時) (
レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - Miyuさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！ソラブー良いですよねぇ…これからも絡ませて行きたいと思います笑頑張ります！ (2020年9月16日 20時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 本当にお話大好きで、早く甘々になるのが楽しみです(*^^*)作者様のペースで更新頑張ってください、応援してます♪ (2020年9月16日 16時) (レス) id: 13fb36f954 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - このお話大好きです！特にソラブーが大好きなので、たくさん絡ませてくれる作者さん大好きです！更新大変でしょうが頑張ってください！ (2020年9月15日 23時) (レス) id: 1c9dc44574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui* | 作成日時：2020年9月13日 18時
