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WONWOO side



Louisさん・・・

いやAヌナから貰ったお菓子の袋を抱えて、

事務所までの道を歩くスングァンは嬉しさが溢れている。

「そんなに美味しいの、これ」

「分かんない」

「え」

俺の質問への答えが予想外で、

思わず間抜けな声が出た。

当人はけたけた楽しそうに笑っている。

「ごめんねヒョン、

これヌナに教えてもらったお菓子なんだけど、

スーパーとかには置いてないんだって。

だから食べた事ないんです」

そう言うスングァンになるほどと納得して、

大事そうに持っているお菓子のパッケージを見る。

スーパー等においていない理由は一目で分かった。

パッケージに記載されている文字は、

きっと日本語だ。

日本でも珍しい種類なんだろう、

それなら置いてないはずだ。

「ヌナが小ちゃい時によく食べてたお菓子なんだって」

スングァンはそう言って、

いつの間に着いたのか事務所のドアの前で振り返る。

ドア開けて下さい〜と言うスングァンに、

そりゃ開けられないよなと少し笑いながらドアを開ける。

練習室までお菓子を持って行けば、

中にいたメンバーはわぁっと飛んで来た。

スングァンがヌナから貰ったんだと説明する中、

そのお菓子の話を知っていたらしいマンネLIne残り2人は、

早速いそいそと袋を開けている。

その姿が可愛くて、良かったなと頭を撫でれば、

2人は満面の笑みではい!と頷いた。

なんだ、可愛いな。

不意打ちの可愛さに思わずにやけていると、

ウジに気持ち悪いとキックされた。

痛い。

蹴られたところを擦りながら、そういえば、と思い出す。

小さい頃によく食べたお菓子だって言ってたけど、

ヌナって韓国人だったよな?

日本の、しかも普通のお店に売ってないお菓子を、

なんでよく食べてたんだろう?と不思議に思う。

まぁ、そんな事もあるか。

そう納得して、取り合いになっているお菓子を食べに、

俺も集まっている皆に合流した。

世界観の違い→←*



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Rui*(プロフ) - ゆゆさん» 大好きありがとうございます!私も早く甘々書きたいので頑張ります!!! (2020年9月16日 20時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - Miyuさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!ソラブー良いですよねぇ…これからも絡ませて行きたいと思います笑頑張ります! (2020年9月16日 20時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 本当にお話大好きで、早く甘々になるのが楽しみです(*^^*)作者様のペースで更新頑張ってください、応援してます♪ (2020年9月16日 16時) (レス) id: 13fb36f954 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - このお話大好きです!特にソラブーが大好きなので、たくさん絡ませてくれる作者さん大好きです!更新大変でしょうが頑張ってください! (2020年9月15日 23時) (レス) id: 1c9dc44574 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rui* | 作成日時:2020年9月13日 18時

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