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JOSHUA side
「ヌナ男性のスタイリングもするんだね」
問い詰めても教えてくれないまま去っていったヌナに、
スングァンはずっと疑問を抱えたまま。
勝手にLouisさん専属だと思っていたけど、
ただフリーでやってるだけのようだ。
そう言ったのに、
スングァンはそれでは納得できないようで。
「だって今までアイドルじゃ、
ヌナのスタイリングしてるのしか見たことないもん!」
「他の仕事だって受けるだろ」
「それじゃ誰がCielヌナのスタイリングを受けるの!?
ねぇ!誰が僕らのヌナと、
同じスタイリストになるってのさ!」
ウジの言葉にご乱心状態になったスングァンは、
縋りついたウジに知るかと剥がされ床に転がった。
まだまだ納得いかない様子でそのまま転がるスングァンと
そんな弟をノリノリで転がすドギョム。
それを見て深くため息をつくウジを見て、
あぁ平和だな…なんて少し可笑しくなった。
「ごめん、遅れた!…って何事?」
ようやくやって来たハニがドアを開けるなりそう言って。
転がっていたスングァンがようやく立ち上がった。
「ヒョン遅ーい!」
そう言ってハニの元へ駆けていく。
さっきまでぼやいていたことはもう忘れたのか、
ハニへの文句が止まらない。
「本当にごめん。時計見るの忘れてたんだよ」
「ヒョンはいいなぁ…可愛い彼女がいて…」
うっすーく目を細めてスングァンが言う。
100%嫉妬にまみれた発言に、
ウジははぁとため息をついた。
だけどそんな嫉妬まみれの嫌味も、
今のハニには効かなくて。
ごめんってとスングァンの頭を撫でる。
それで一言なんか奢ってやるからって付け足せば、
可愛い弟はしょうがないな〜なんて簡単に笑顔になった。
そしてそれに俺もー!なんて便乗するお馬さんと、
そそくさ着いていく我らがPDニム。
そんな弟達を可愛いなーと思いながら、
僕のもよろしくと笑えばハニは小さくため息をついて、
分かったよ…と財布を出した。
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長らく更新停止してしまい申し訳ありません。
改めてちまちま更新していこうと思いますのでよろしくお願いします。
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やふこ(プロフ) - ああ!今回は弟たちのやり取りも見れて、そうだったの?ってなりながらも、ハニくんが甘くて手が止まらなかったです!!すぐ続き、行ってきます!!← (2023年1月18日 9時) (レス) @page50 id: 76622097b3 (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - koro39さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2022年3月12日 6時) (レス) id: c0ca8cff26 (このIDを非表示/違反報告)
koro39(プロフ) - 完走ぜひ!!一気読みするほどハマりましたー! (2022年2月22日 23時) (レス) @page48 id: 3d70232f0d (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - 於音###さん» ありがとうございます、心底嬉しいです!完走までもう少し、頑張ります (2021年9月15日 1時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - 千笑さん» ありがとうございます!!そうです!バーノンくんを励ましてました!! (2021年9月14日 23時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rui* | 作成日時:2020年11月15日 19時