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ページ47

WOOZI side



「…どーーーしたもんかねぇ…」

むむむーと口を尖らせドギョムが言った。

「どうするも何も待つしかないでしょ」

シュアヒョンはふふと笑いながらそう言って、

手にした本にまた目を戻す。

「練習に来ないのは良くないよねぇ!!!」

そう叫ぶのはスングァンだ。

「ね!?PDニムもそう思うでしょ!?」

「その呼び方やめろ」

俺を見て叫んだスングァンにそう言ったら、

ごめんと素直に謝るところ、可愛い弟だ。

「でも本当、ヒョンが言い出したのになー」

遅いよーと床にソファに伸びるドギョムに、

確かになとも思う。

珍しくハニヒョンが提案したボカチの練習。

久々のオフだから午後から練習しようと言ってた、

あのやる気に満ちたヒョンは何処へ。

今練習室にいるのはヒョンを除いた4人だけ。

「どうせ今頃イチャイチャしてんだよ」

いいなーリア充、とドギョムの横にスングァンが並んだ。

2人してゴロゴロ床に転がる様を、

シュアヒョンはニコニコ見ている。

手にした本はもう閉じて、2人を見て楽しそうだ。

「あーーー俺も恋したーーい!!」

大声でドギョミが叫んだと同時にドアが開いて、

噂の人…ではなくCielヌナが入ってきた。

「なに叫んでるの」

クスクス笑うヌナに、叫んだ張本人はあ、と固まった。

さっきまで寝転んでたスングァンはヌナの元へ。

どうしたのー!?なんて嬉しそうだ。

「そうだヌナ、ハニ見なかった?」

「あぁ、もうすぐ来るんじゃない?下で会ったわよ」

ジスヒョンの問いにヌナはそう答えて、

私はこれ取りにきたのと練習室の隅のファイルを取った。

パラパラとページをめくるヌナの後ろから、

騒がしい2人が覗き込む。

「?これ男性用の衣装デザイン?」

「んー、そうよー」

スングァンにそう返事したヌナは、

さて、とファイルを閉じた。

*→←*



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やふこ(プロフ) - ああ!今回は弟たちのやり取りも見れて、そうだったの?ってなりながらも、ハニくんが甘くて手が止まらなかったです!!すぐ続き、行ってきます!!← (2023年1月18日 9時) (レス) @page50 id: 76622097b3 (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - koro39さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2022年3月12日 6時) (レス) id: c0ca8cff26 (このIDを非表示/違反報告)
koro39(プロフ) - 完走ぜひ!!一気読みするほどハマりましたー! (2022年2月22日 23時) (レス) @page48 id: 3d70232f0d (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - 於音###さん» ありがとうございます、心底嬉しいです!完走までもう少し、頑張ります (2021年9月15日 1時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - 千笑さん» ありがとうございます!!そうです!バーノンくんを励ましてました!! (2021年9月14日 23時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rui* | 作成日時:2020年11月15日 19時

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