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１４４． ページ44
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ロビーには実行委員の人が集まっていた
青木くんとあたしは生徒会の補佐として呼ばれた
深田「お前ら、自由行動だからって言って
変なことすんなよー！」
「変なことって何ですか？」
深田「去年、橋本たちがやったことだ
面倒事はごめんだからな」
「はーい」
「おっまたせー！」
そこに乱れた制服のままの檜山先輩が来た
それは情事を済ませた後にも見えた
深田「おおー乱れてますねー」
竜生は棒読みに言うと、あたしをみた
檜山先輩のバカ
ブレザーもカーディガンもボタンが全開で
ワイシャツも第四ぐらいまであいていた
檜山「まぁーな」
嬉しそうに言うと
あたしの隣に来た
「うわぁーちょーセクシー」
「めちゃくちゃ色っぽい」
周りの子達が言っていた
檜山「勝手に先行ってんじゃねぇーよ」
先輩は、あたしの耳に唇をつけながら、言った
先輩をみると、妖艶に微笑んでいた
っって！
生徒会からの視線が痛い
先輩はそんなの関係なしに
ボタンを止めていた
．
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作者名：伊吏 | 作成日時：2022年8月15日 6時
