独占欲２． (ページ36)

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久しぶりのキスだったなぁ

英語の授業を受けながら思った

織山先輩のキスは気持ちがいい

甘いし上手い

先輩とのキスは好き

って何考えてんだろ

先輩ともう一回キスしたいと思った自分を笑いながら、

黒板に書かれた英文を写した

ガラッ

乱暴に開かれたドア

それに全員が注目した

元木「こ、光輝？」

真奈「こ、光輝くん！？」

ドアを開けたのは光輝くんだった

黒田「すいませーん。

A借りまーす」

光輝くんはあたしの所まで来た

それに教室内が騒ついた

北斗くんはしゃがみ込み

あたしに顔を覗きながら、頬を優しく撫でてきた

黒田「A…ついて来て」

「うわっ、あの黒田が」

「甘々だぜぇ」

小さな声で言ってるつもりだろうけど、丸聞こえ

光輝くんは気にしないで

あたしの頬を撫でていた

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