顔面偏差値高杉君どもに囲まれた"俺"氏【wrwrd】

無意識イケメン行動 ページ12

保健室遠くね？




『おい、ぺ神、怪我人ー。』



ゾムをベッドに投げ捨てる。←





sn「え？気絶してんじゃん。何事？」



え…説明したら完全に私が悪く聞こえね？







まあいいや。←




『玉蹴った。』







ぺ神が青ざめる。




sn「…わを。」







『…………。』






sn「………………。」




無言やめい、無言。



まあ気持ちは分かるよ。

めちゃくちゃ痛いらしいし。




『……用も済んだし、俺はこれd







sn「待って。」





………何。』



ぺ神、手掴むな。

アンタ力強いんだよ…。







sn「…いとこさん、元気？」




はあ？

そんなことのために呼び止めたん！！？




『ああ。生徒会どもなんかよりよっぽどイケメンだよ。』


皮肉を言いながら、手を振りほどく。






sn「……そう。」


ぽつりと呟いて、ぺ神は黙り込む。






…？

なんでそんな元気ないんだ。





『……なんかあったんなら、慰めてやらんこともないけど。』



迷ってからそう言い、ぺ神の頰をゆっくりなぞる。






ps「…っ！？////」









…なんだ。恥ずかしいな、これ。






『じゃ、ゾムが起きたら、"関わんな"って言っといて。』



気まずくなって、そそくさと立ち去る。









後に残されたぺ神が真っ赤になって、




sn「……男装でも、アリかも…。」







なんてほざいてることも知らずに。

おいてめえ寝ろや(ただの優しい人)→←えっ、あいつんとこ行くの…？(震え)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す