歪んだ世界に迷いこんだ能力者【ツイステ×文スト】(続)

先輩サウザント！ ページ35

ケイト
「あちゃ〜。そっかぁ。」

ん？ケイト君たち話しているのか？
はぁ、何処の男も同じなのかい？

ケイト
「ハートの女王の法律・第53条

　《盗んだものは返さなければならない》

　に反してるから、寮には入れられないな。」


んぅ。まあ、正しいことは言ってるんだけどねぇ。
少し厳し過ぎじゃないかい？
それに、なんだっけ、此の寮。

あ、ハーツラビュルか。
此の寮の寮生らしいじゃないか。
エース君も、デュース君も。

まあ、まだ一日しか経っていないし、
おぼえることが出来ないのは当たり前なのだけれど、
そんなに全部が全部守らなければいけないと言うことは

寮長はさぞ頭のよい効率的な人なんだろうね。

«あかね！»

吃驚した。

『なんだい？アルベロ。』

«わたしね、なんか、もやもや(・・・・)をかんじるの！»

『もやもや？』

«そう！»

もやもやか。妖精が感じるのなら、
何か嫌なことが起こるやも知れないね。

««僕もだよー！なんかね、こう、フワァっとおおってるの。»»

『ルーチェもかい。』


さっきまで姿が見えなかったけれど、この子達は何処に居たんだ？

«ふしぎー？»

««ふしぎのかおー！»»

『ふふっ。そうだね。
　君達が今まで何処にいたのか気になっていたんだよ。』

««鏡のまえにいた〜！»»

『鏡の前？』

«そう！なんかね、ゆらゆら〜ふわふわ〜ってかんじたの！»

『ゆらゆら〜ふわふわ〜。』

？？何かが起こるのか？
悪い事が起きる前の前兆じゃなければいいんだけど。

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