運命の花を 阪神タイガース

とっても大きな君 ページ16

入社二日目、


A「おはようございます」


永田「あぁ、おはよう！」


A「今日は、何かお手伝いすることありますか？」


永田「んー、今のところは無いかな、あ、まだ挨拶しに行ってない人とかいるでしょ？」


A「まぁ、はい、そうですね」


永田「じゃあ、行ってきたらどうかな？」


そう言われて、行こうとすると、


永田「あ、そうそう、今日は試合だから、それもよかったら観てってね、」


こっち側で観るのもなかなか、楽しいよ、

そう付け加えて、

永田さんは行ってしまった、


A「誰のとこへ行けば良いんだろう...」


とりあえず、昨日行ったところを適当に行こうか、

悩んでいると、


「おはようございまーす」


後ろから声がして、

振り向くと、


「あ、もしかして、昨日剛さんが言ってた、Aさんですか！？」


そういきなり言われて少しビックリしたけど、


A「うん...Aです」


そう言うと、やっぱりー！と声をあげて、


藤浪「初めまして！藤浪晋太郎っていいます！！」


そう笑顔で言われて、


A「えっと、よろしくね、藤浪くん」


とっても私とは身長差があって、

見上げるのが少し大変だけど、

一生懸命、言葉を交わすと、

眩しいくらいの笑顔を返してくれる、

そんな、年下の男の子に出会いました。

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