プロ野球選手に惚れました 短編小説

君のせい 長野久義 ページ4

少し前だったら試合が終わってすぐ家に帰る、なんてこと少なかったかもしれない


だけど、今家には俺を待っている人がいて、


長野「ただいまー」


真っ暗な家のはずなのにリビングだけ明かりがついていて、
すぐそばの机には、きっと試合を中継で見終わったあと、俺を待っていて寝てしまったでいろう俺の大切な彼女がいた、


長野「寝てる顔もかわいいんだよなぁ、ただいまA、」


そう呟いて彼女の頭を撫でると、


A「久義さんがんばれー...！」


一瞬ビクッとした、寝言であろう彼女の言葉は普段聞けない言葉だった、

このままじゃ風邪を引くなぁ、と思いAを抱えた瞬間、


A「久義さんっ！！」


長野「！？、痛っ！？」


カバッと起きた彼女のおでことおれのおでこがおもいっきりあたって、


A「いたっ！！？、あれ、久義さん帰ってたんですか！？おかえりなさいっ、というか重たいですよね！？下ろしてくださって結構ですよ！！」


忙しいなぁ、と思いながら


長野「((ｸｽｯ ただいま、大丈夫気にしないで、」


A「うぅー、すみません...」


彼女は恥ずかしいのか顔を埋める、

そんな態度も全部俺の我慢を壊していくわけで、


長野「ねぇ、顔見して...？」


そう言って彼女のおでこにキスをする、


A「！？、んっ、久義さん...！」


また顔を赤くすAに、


長野「ごめん、我慢できないや、愛してるよ」


年上の余裕も見せれない、なんて事どうでもよくなって、歯止めが聞かなくなって、

俺らしくなくなるのは、きっと

君のせいだから、

午前10時 坂本勇人→←おてんばがーる 新井良太

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