あなたに恋をしました。〈西田有志〉

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.youside.




今日は、生で見れる最後の日だ。



しかも、ブラジルと対戦。



ブラジル強いもんな....。



ちゃんと目に焼き付けておこう。







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結果は、負けてしまった。



でも12年ぶりにブラジルからセットを奪った。



アミ「龍神NIPPON、止まらないね」

『いや、本当にそれ』



そう言い、西田くんを見たら目が合った。









....でも、すぐに逸らされてしまった。



まぁ、でも大活躍してるわけだし、疲れているのかなと思い



そんなに気にしなかった。







昨日、見られていたなんて知らずに。







アミと楽しくおしゃべりしながら宿へ戻り、部屋につくと同時に電話がかかってきた。



そこには˝有志˝という文字。



どうしたんだろう、と思いながら電話に出た。



『もしもし?』

西田《ごめん。急に電話かけて。言いたいことあって。》

『はい』



なんだろう...



西田《...明日、宿のテレビから応援してくれるんだよね?》

『はい』

西田《そのとき





俺だけを見ててほしい》





その言葉に驚いた。



『わかりました。ちゃんと西田くんだけを見てます。』

西田《ん。ありがとう。それだけ。》

『あ、はい。ちゃんと体休めてくださいね』

西田《おう。おやすみ》



私は、˝おやすみなさい˝と言って電話を切った。



西田くんからいきなり電話なんて...



まぁ、そういう気分だったのかな。




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