あなたに恋をしました。〈西田有志〉

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なんとそこには、お店に置いてある紙ナプキンに字が書かれていた。



ん?なになに?








読んでみると、



˝今日は、ありがとう。よかったら、LI○E追加してほしいな。˝



その字の下にはLI○E IDが書かれていた。



西田くんらしい字してるな...



じゃなくて！



きっと、普通の人なら喜んで追加するだろう。



でも本当に追加していいのか、偶然このカフェで会っただけで、
きっとイン○タだってたまたま私の投稿を見てくれただけで迷惑ではないのか
変に試合に影響が出てしまったら....なんていろいろ考えていた。



アミ「....A？」

『んえ？』

アミ「どうしたのよ。そんな考え込んだ顔して。」

『いや、あのこれ見て』



そう言い私はアミに紙ナプキンを見せた。



アミ「あー、Aはこれを見て迷惑なんじゃないかとか、いろいろ考えてたんでしょ。」



やっぱり、アミには敵わない。だって、私が考えてたことすぐわかっちゃうんだもん。



アミ「いいんじゃない？追加して。迷惑だったらそもそも置いてかないと思うよ。
　 しかももう、DM送ってるんだし(笑)」

『まぁ、確かに...』

アミ「Aは、深く考えすぎなんだよ。
　 まぁ、そこが良い所でもあり悪い所でもあると思うけど(笑)」



アミの言う通りで、私は物事を深く考えすぎてしまう。



今日は、気楽に行こうかな。



私は西田くんのLI○Eを追加し、



AAです。先ほどはありがとうございました!



とメッセージを送信した。






『アミはLI○E交換したの？』

アミ「さぁね〜」

『その反応はしたんでしょ』

アミ「さっ、宿へ出発〜！」

『話、そらすなぁぁぁ！』



ここだけの話、アミは嘘ついてるとき耳たぶ触るんだよね(笑)



アミも石川くんとLI○E交換したっぽい。照れ隠しかな？可愛いじゃん(笑)



よかったね！おめでとう！



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