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気になること ページ47

「お邪魔します」

と、夏樹の家に入る。
まだ、誰も来ていないようだった。

「とりあえずゲームすっか」

「先に始めちゃってていいの?」

と、私が言うと、夏樹は首を傾げる。

「え。どゆこと」

「ほかの男子たちは?」

と、言うと、夏樹は、
そういう事か、と、手を打った。

「こねーよ。俺ら二人だけ」

と、ゲームのコントローラーを私に渡す。
心做しか、顔が赤いような気がした。


「……由美弱過ぎだろ」

と、夏樹は言う。
今まで私は、5回中5回負けた。
つまり全敗である。
ここで、真流みたいに
追い出さないのは、
優しさだろうか。
それとも。

「えー。でもさ、ここってさこうでしょ?」

「ちげーよ。こうした方が……」

「おお、なるほど」

と、顔を上げると、
思いのほか、顔が近く、
ドキリとした。

一気に体内の熱が急上昇する。
先に、顔を逸らしたのは夏樹だった。

「いつもと逆だな。教えんの」

「確かに。いつも私が教えてるもんね」

夏樹の声は少しうわずっていて、
動揺しているのがわかる。
動揺してくれているのか。
と、少し嬉しく思った。

私、きっと夏樹が好き。

やっと、この時わかったのだ。


END

......................................................
終わったー。
私ゲームあんましないし、
そーゆー恋愛経験?てきなのもないから、
リアリティがないですよね。
ウンウンわかります。

次で物語は最後!

あとがきに50番目
使う予定です。
最後まで、見送って頂けると嬉しいです。

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みき(プロフ) - のんこさん» 可愛いだなんて……ありがとうございます (2018年3月17日 17時) (レス) id: 46c09611b4 (このIDを非表示/違反報告)
のんこ(プロフ) - 毎回毎回、お話が可愛すぎて…・゚・(。>д<。)・゚・きっと、作者さんは可愛いお方なんだろーな…((´∀`*))最後まで頑張ってください!!見守ります!! (2018年3月16日 19時) (レス) id: eb60c4dd1a (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - のんさん» ありがとうございます! (2018年3月11日 18時) (レス) id: 46c09611b4 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - みきさん» こんにちは。「いきたがり」読み直させていただきました。機械的で、どこか傍観者で、助けられなかった当事者の後悔がよく見えて素敵です(´∀`)他のお話も楽しませていただこました。蒼と蒼汰は混乱しましたが注意書きで理解しました。可愛らしいお話でした(*´▽`*) (2018年3月11日 18時) (レス) id: 4e18fefbbe (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - のんさん» アドバイスありがとうございます!私なりに変えてみました。どうでしょうか? (2018年3月6日 20時) (レス) id: 46c09611b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みき | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年1月31日 22時

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